『ゲーム・オブ・スローンズ』ハリー・ロイド、ドラマ版「すばらしい新世界」に出演!

大人気大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』第一章で、デナーリス・ターガリエンの兄ヴィセーリスを演じたハリー・ロイドが、傑作ディストピア小説「すばらしい新世界」のドラマ版『Brave New World(原題)』に主演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

1932年にオルダス・ハクスリーが発表した小説を映像化する『Brave New World』の舞台は、貧困も戦争も病気もない未来世界のニュー・ロンドン。工場で創りだされる人間は快楽薬ソーマを投与され、一夫一婦制やプライバシー、お金や家族や歴史という概念がなく、フリーセックスを奨励される大量消費社会だ。そんな世界しか知らないバーナード・マルクスとレーニナ・クラウンは、未開の土地で休暇を過ごすことに。しかし、二人は休暇先で暴動に巻き込まれてしまい、ジョンという野蛮人(サヴェージ)に救出されてニュー・ロンドンへ戻る。だが、破壊的な部外者であるジョンがニュー・ロンドンに来たことで、ユートピア社会の安定性が脅かされ始める...というストーリー。

ハリーはバーナード役を演じ、安定局でカウンセラーとして働く彼は階級"アルファ・プラス"に属し、ニュー・ロンドンの市民にソーマを配給しているという役どころ。すでにジョン役には、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクが決定している。

米USAで製作される本シリーズは、スティーヴン・スピルバーグが率いる製作会社Amblin Televisionがプロデュースを手掛ける。デヴィッド・ウィーナー(『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』)、『Happy!』のグラント・モリソンとブライアン・テイラーがペンを執り、ウィーナーとモリソンはAmblin Television社のダリル・フランクとジャスティン・ファルヴェイ(『ジ・アメリカンズ』)と共に製作総指揮も兼任。オーウェン・ハリス(『ブラック・ミラー』)が第1話の監督を務める予定だ。

イギリス出身のハリーは、ドラマ版『ロビン・フッド』でロビンの甥ウィル・スカーレット役を演じ、歴史ドラマ『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』や犯罪捜査ドラマ『女刑事マーチェラ』、『カウンターパート/暗躍する分身』などにも姿を見せている。

ハリーとオールデンが共演する『Brave New World』は、2020年に米USAにて放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)

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『ゲーム・オブ・スローンズ』
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