今年25周年を迎える『ER』、ノア・ワイリーが"あの人"が嫌いだったと告白!

放送が開始された1994年から今年で25周年を迎える大ヒット医療ドラマ『ER 緊急救命室』。本作でジョン・カーターを12シーズンにわたって演じたノア・ワイリーが、「あるキャストが嫌いだった」と告白した。

米Hollywood Reporterのインタビューに応えたノアが『ER』に出演していた時代を振り返り、「出演キャストのほとんどにベストを尽くしてほしくて、厳しく当たっていた」と語った。特に、シーズン6からルカ・コバッチュ医師役で出演し始めたクロアチア出身のゴラン・ヴィシュニックのことが、一時期は本当に嫌いだったと明かしている。

「ゴランがシリーズに初出演した時、彼は自分よりも演技が上手い俳優だと悟った。彼はドゥブロヴニク(クロアチア)で、自分に向かって黄色い声を上げる何千人ものヨーロッパのファンの前で、ハムレットを演じたんだ。ゴランは本物だよ。共演するシーンでは負けてしまうと常に感じていたから、彼のことが嫌いだったんだ」と告白。ゴランの才能に引け目を感じていたため、当時は彼に対して複雑な感情を抱いていたようだ。

ノアは『ER』をシーズン12で降板し、シーズン15にゲストとしてカムバック。その後、SFサバイバルアクションドラマ『フォーリング スカイズ』で5シーズンにわたりトム・メイソン役で主演。また、冒険ドラマシリーズ『ライブラリアンズ』に4シーズンにかけて出演していた。現在は、アメリカに根強く残る人種問題をテーマにした米CBS All Accessの『The Red Line(原題)』で、パートナーを殺された同性愛者ダニエル・カルダーを熱演している。

一方のゴランは、シーズン6からファイナルとなるシーズン15まで『ER』に出演し、その後はタイムトラベルをテーマにした『タイムレス』にガルシア・フリン役で登場。SFドラマ『エクスタント』や『クロッシング・ライン ~ヨーロッパ特別捜査チーム~』『サンタクラリータ・ダイエット』などにも姿を見せている。

(海外ドラマNAVI)

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『ER 緊急救命室』
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