新たな『ゲーム・オブ・スローンズ』に?スティーヴン・キングのファンタジー小説がドラマ化!

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が終幕を迎えたが、ホラーの巨匠スティーヴン・キングのファンタジー小説「ドラゴンの眼」が、米FOX21とHuluによりドラマ化されることが決定し、『ゲーム・オブ・スローンズ』に代わる新たなファンタジードラマになるのではないかと注目を集めている。米Deadlineが報じた。

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1984年に出版された小説「ドラゴンの眼」の舞台は、老王ローランドが治める平和なデレイン王国。王には勇敢で賢い次期国王となる王子ピーターと、弟トマスがいた。王国を影で操っていた王の側近である魔術師フラッグは、自分の力を脅かす存在となり得るピーターが邪魔になり罠にはめて幽閉させる。さらには弟のトマスを操り王国の支配を目論む――というストーリー。

ドラマ版第1話の脚本&ショーランナーを務めるのは、キング原作の大ヒットホラー映画『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』でプロデュースを手掛けたセス・グレアム=スミス。彼と同作品でも組んでいるデヴィッド・カッツェンバーグやロイ・リー(『エクソシスト 孤島の悪魔』)、他のキング作品を手がけた経験のあるビル・ヘイバー(『リゾーリ&アイルズ』)、DCコミックスの映画化に多く関わっているジョン・バーグ(『アクアマン』)が共同製作総指揮に名を連ねている。

グレアム=スミスは、「本シリーズの目標は、豊富な基礎資料を下敷きにキング作品唯一の王と剣とプリンセスが登場する真のファンタジー小説として、これまでの彼の映像化作品とは全く違うものにすることです。オリジナル小説の真髄と歴史的価値を尊重します」と、ドラマ版に掛ける意気込みを語っていた。Huluがキングの原作をドラマ化するのは今回がはじめてではなく、日本ではWOWOWで放送された『キャッスルロック』は本国ではHuluオリジナル作品として配信されている。

キングは、自分の子どもが読めるような小説を手掛けたいとの思いから「ドラゴンの眼」を執筆したとのことで、キングのホラージャンル以外の作品では、『スタンド・バイ・ミー』や『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』が映画化され大ヒットしている。

以前にも「ドラゴンの眼」を映像化する企画が持ち上がっていたことがあったが、実現には至らなかったとのこと。現時点ではキャストや放送開始日などの詳細は決まっていないが、続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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スティーヴン・キング
(C)FAMOUS