世界的な大ヒットとなったDC映画『アクアマン』や、『ソウ』シリーズで監督を務めたジェームズ・ワンが、英スパイ映画『キングスマン』シリーズの原作者マーク・ミラーのコミックスをNetflixがドラマ化する『The Magic Order(原題)』で製作総指揮を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。
『The Magic Order』で中心に描かれるのは、世界を守ることを誓った5組のマジシャン一家。昼は誰かの隣人で友人である彼らが夜は魔術師、そして魔法使いとして、暗黒の勢力から世界を守るために、それぞれが選ばれた敵と戦わなければならなくなるというストーリー。
ワンは第1話で監督も兼任し、Netflixの青春コメディ映画『シエラ・バージェスはルーザー』を手掛けたリンジー・ビアが、脚本・ショーランナー・製作総指揮の3役を担う。ワンとビアと共同製作総指揮を務めるは、マイケル・クリアー(『MACGYVER/マクガイバー』)とロバート・ハケット(『Swamp Thing(原題)』)。
2017年にNetflixはミラーが設立したコミックスの出版社Millarworldを買収し、『The Magic Order』のコミックスはNetflixより出版されている。本作は物語をミラーが手掛け、Netflixの製作チームが手掛けたデザインをもとに、マーベルのアーティストとして知られるオリビア・コワペルがアートワークを手掛けている。
これまでにミラーのコミックスで映画化された作品には『キングスマン』シリーズのほかに、アンジェリーナ・ジョリーが主演したアクション・サスペンス映画『ウォンテッド』、アーロン・テイラー=ジョンソンが主演した青春スーパーヒーロー映画『キック・アス』シリーズがある。
現時点では、ドラマ版『The Magic Order』のキャストや配信日は未定。続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
ジェームズ・ワン
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