NYの法律事務所を舞台に、クールな弁護士たちが活躍するスタイリッシュなドラマ『SUITS/スーツ』のキャラクター、ジェシカ・ピアソンを主人公にしたスピンオフ版『Pearson(原題)』が製作されることは、当サイトでお伝えしてきた通り。スピンオフに同役で続投するジーナ・トーレスが、本家とスピンオフの違う点について語っている。
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『Pearson』は弁護士ドラマではなく、腐敗したシカゴの政治社会でジェシカが奮闘する姿が描かれるシリーズで、4月に米USAで放送された『SUITS』のシーズン7最終話が実質上のパイロット版となっている。
米Entertainment Weeklyの質問に応えたジーナのインタビューをご紹介。
――大抵ジェシカは全てをコントロールしていますが、シカゴではどうですか?
いつも通りのジェシカを目にするでしょうね。ただ、間違いなく勝手が違っていて、シカゴでは彼女の常套手段が通用するとは限らないと気付かされるの。
――『SUITS』のハーヴィー・スペクターから離れて、ジェシカを演じるのはどんな感じですか?
解放的よ。本家のキャストとの共演やストーリーが好きじゃなかったという意味じゃないのよ。だけど、やり手で上司だったり、恋人や姪だったりといった女性の様々な側面を掘り下げることができるのは、俳優としてとても恵まれているわ。やっと私は実際の人間として、血を通わせることができるようになった。
――『Pearson』と『SUITS』は、どう違いますか?
『Pearson』は現在起きていることや、その出来事がどう社会に影響を与えているかといった点を反映させることに関心を持っている。それゆえに、シカゴの背景を描くことがとても重要になるの。なぜなら、シカゴという街は善悪や中立といったすべてを表しているからよ。だからトーンとしてはスピンオフの方がダークだけど、そのなかにブラックユーモアがある感じね。
ジーナが続投し主演する『Pearson』は、USAにて6月17日(月)より放送スタート。(海外ドラマNAVI)
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『SUITS/スーツ』シーズン6より
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