米Huluで『プリーチャー』脚本家が手掛けるホラードラマが製作へ

DCコミックスをドラマ化した米AMCのアクション・ホラードラマ『プリーチャー』で製作総指揮&脚本を務めるメアリー・ローズが、新たなホラードラマを米Huluで製作することが明らかになった。米Deadlineなどが報じている。

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全8話構成のこの新作は、2013年に発表されたアメリカ出身のダークファンタジー作家ネイサン・バリングラッド著の処女作「North American Lake Monsters: Stories」という短編ホラーアンソロジー小説を元にしている。

原作は、堕天使や吸血鬼、狼男などのモンスターが登場する物語。人間たちは自分たちの人生を取り戻そうと試みるが、モンスターたちとの出会いを通して、人間とモンスターとの線引きがそれほど明確なものではないことがわかってしまうという内容だ。現時点では『The Untitled Mary Laws Project(原題)』という仮タイトルがつけられている。

エル・ファニング主演のサイコホラー映画『ネオン・デーモン』の脚本家でもあるローズは、本作でクリエイター&製作総指揮&脚本を務める。また、ホラー映画『アンダー・ザ・シャドウ』のババク・アンヴァリとルーカン・トーも製作総指揮に名を連ね、アンヴァリは監督も担う。

ボリングラッド作品の映像化は今回が初めてではない。2015年に発表された「The Visible Filth」が、アンヴァリとトーの手により『Wounds(原題)』というタイトルで映画化され、アーミー・ハマー(『ビリーブ 未来への大逆転』)やダコタ・ジョンソン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)らが出演し、今年1月サンダンス映画祭でお披露目された。

ホラージャンルが得意なスタッフたちが手がける本作。続報が入り次第、随時お届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『プリーチャー』より
(c)Matthias Clamer/AMC