Netflixが製作し、次の『ストレンジャー・シングス 未知の世界』になるのではないかと言われているヤングアダルト・コミックスのドラマ版に、米HBOの犯罪サスペンスドラマ『KIZU-傷-』で、主人公カミール・プリーカーの少女時代を演じたソフィア・リリスが主演することがわかった。ソフィアは2017年の大ヒットホラー映画『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』で恐怖のピエロ・ペニーワイズと対峙した子どもたち「ルーザーズクラブ」のベバリーとしても知られており、そのメンバーと新作で再共演することも明らかになった。米TV Lineが報じている。
Netflixで配信中の『このサイテーな世界の終わり』の原作者、チャールズ・フォースマンによる同名ヤングアダルト・コミックスのドラマ化となる『I Am Not Okay With This(原題)』の主人公は、ティーンエイジャーの少女シドニー。高校で経験するシドニーの試練や苦難、家族との複雑な関係や自身のセクシュアリティに対する葛藤などが描かれ、次第にシドニーの中で神秘的な特殊能力が覚醒していく展開となるようだ。
ソフィアが演じるシドニーは、自分のことを平凡な人間だと見なしているが事実は大きく異なり、トラブルを起こしそうな念動力を持っていることを発見することになるという。
シドニーの母親マギー役には、『マット・ルブランの元気か~い?ハリウッド!』でキャロル・ランス役を演じたキャスリーン・ローズ・パーキンスがキャスティングされている。夫を亡くしてシングルマザーとなったマギーは、子ども二人を育てるためにダイナーで働いているという設定だ。
ソフィアが新作シリーズで再共演を果たすことになるのは、『IT/イット』でスタン役を演じたワイアット・オレフ。ワイアットは、シドニーの近所に住むオタクなスタンリー・バーバーに扮する。シドニーの親友で明るく大胆なディナ役にソフィア・ブライアント(『グッド・ワイフ』)、シドニーの弟でアーティスティックな10歳のリアム役にエイダン・ウォタク=ヒソング(『フォーリング・ウォーター』)、オールアメリカンな優等生のブラッド・ルイス役でリチャード・エリス(リブート版『ヴェロニカ・マーズ』)が出演することも決定している。
『I Am Not Okay With This』が、設定の似ている『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ほどの人気シリーズになれるかどうか見守っていきたい。(海外ドラマNAVI)
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『IT/イット"それ"が見えたら、終わり。』(左から順にソフィア・リリス、ワイアット・オレフ)
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Photograph : Shane Leonard