Netflix初となるデンマーク製作のオリジナルドラマ『ザ・レイン』、シーズン3への更新決定が発表となり、同時にこれがファイナルとなることも明らかとなった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
同作は、致死ウイルスを含む雨が次々とスカンジナビアの住民の命を奪いゆく中、シェルターに逃げ込み生き残った姉シモーン(アルバ・アウグスト)と弟のラスムス(ルーカス・リンガー・トュネセン)が主人公。父親から指示されたとおりシェルターで6年生活したのち、外の世界へと出た二人はスカンジナビアがほぼ全滅したことを知る。父親の行方を追って旅立つ二人は、途中で出会った若者グループと一緒に他の生存者を探し始め、雨の謎にも迫っていく...というストーリー。
6月20日(水)、Netflix 公式サイトはTwitterに主人公の一人ラスムスの顔写真を載せ、ファイナルとなるシーズン3への更新を発表。
#TheRain has been renewed for a third and final season pic.twitter.com/ZyDRLr3uQq
— See What's Next (@seewhatsnext) 2019年6月19日
本シリーズの脚本は、ヤニック・タイ・モショルト(『リタ』)とエスベン・トフト・ヤコブセン(『ビッグ・ベア 救え!小さな仲間たちと不思議の森』)、クリスティアン・ポタリヴォ(『モンスター・フィールド』)らが担当し、モショルトは製作総指揮も兼ねている。
アルバとルーカスの他の出演者には、ミケル・ボー・フォルスゴー(『ヒトラーの忘れ物』)、ルーカス・ロッケン(『En-To-Tre-Nu!(原題)』)、イェシカ・ディナウエ(『THE GUILTY/ギルティ』)、ソニー・リンドベール(『The Legacy, Anti(原題)』)、ヨハネス・バー・クンケ(『ロック・アウェイ』)、ラース・シモンセン(『THE BRIDGE/ブリッジ』)などが名を連ねる。
2017年に配信開始されたシーズン1は全8話構成、シーズン2はそれより少ない6話構成だったが、シーズン3がどうなるかは現時点ではわかっていない。英語圏以外の国が製作するオリジナルシリーズにも力を入れているNetflix。今後もこのような非英語圏の作品が全世界で成功することが増えていくだろう。
『ザ・レイン』シーズン1と2は、Netflixにて配信中。作品見どころは海外ドラマNAVI作品データベースをチェック!
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『ザ・レイン』シーズン2
© Per Arnesen/Netflix