大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン9で降板したポール・"ジーザス"・ロビア役を演じたトム・ペインが、シリーズを去っていなければ、「ジーザスはこうなっていた」とSNSでコメントしていることがわかった。英Digital Spyが報じている。
(※本記事は、『ウォーキング・デッド』シーズン9の重要なネタばれを含みますのでご注意ください)
シーズン9で、トム演じるジーザスはロス・マーカンド演じるアーロンと距離が近づき、同性愛者であるアーロンとの恋愛を予想させていたが、ジーザスは新たな敵となったウィスパラーズと戦い命を落としてしまった。
トムは、ファンが原作コミックスのページの一部をスクリーンショットしてツイートしたリンクを自身のTwitterに掲載し、その画像にはウォーカーと戦っているジーザスとアーロンが描かれている。アーロンが「俺がお前を守る」とジーザスに向かって言い、その言葉にジーザスが「俺はお前をな」と答えているのだが、「こうなってたかも」とTwitterにコメントを添えている。
そして、「あなたのキャラクターの扱われ方について少し不満だわ」とコメントしていたファンに、トムが「俺もだ。コミックスみたいにジーザスを描いてくれていたら良かったのに」と返信していた。
以前のインタビューでトムは、劇中でアーロンとジーザスの関係が恋愛に進展しそうな展開をほのめかせていながら、ジーザスが死んだことで実現しなかったことについて、「視聴者にフェアじゃないと思う」と胸内を明かしていたことがあった。
トムはシリーズを降板後、米FOXが製作する『Prodigal Son(原題)』で、『Marvel アイアン・フィスト』に主演したフィン・ジョーンズの代わりに連続殺人鬼の息子役を演じることになり、本作はシリーズ化が決定している。
Photo:
『ウォーキング・デッド』シーズン9
(C)Gene Page/AMC