『ゲーム・オブ・スローンズ』スターク家のあの人、オーディションは冗談のつもりだった

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)でスターク家の長女サンサ・スタークを演じたソフィー・ターナーが、同役のオーディションを受けたのは面白半分だったと告白した。米Entertainment Weeklyが報じている。

このほど、出演映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』のプロモーションで仏VOGUE PARISからインタビューを受けたソフィー。その中で彼女は、サンサ役のオーディションは友だちと一緒に軽い気持ちで受けていたこと、そのため両親にも話していなかったことを明かした。ソフィーによれば、当時『GOT』のキャスティング・ディレクターのニナ・ゴールドが若い役者を探して複数の学校を訪れていたという。

「友だちみんなとオーディションに参加したわ。私たちは、ただ面白そうなことだと思って冗談のつもりで受けたの。そうしたら、(一次選考に通ったという)連絡が来たのよ」

「両親は、私がファイナリスト7人に残った時点で知ったの。母はパニック状態になって、父に"どうしたらいいのか分からない"と話していたわ。でも父は、"落ち着きなさい。これはあの子がずっとやりたいと思っていたことだ。やりたいようにやらせてあげなさい"と言ってくれたの」

役に抜擢された時には「母が私に抱きついて"受かったわ"と二人で走ってプールに飛び込んで、一日中ピザを食べたの。最高の1日だったわ」と語るソフィーは両親の後押しを受けてオーディションに合格し、主要キャストの一人として8シーズンすべてに出演し続けた。シリーズの最終回を迎えるにあたって、ソフィーは自分の演じたサンサに宛ててInstagramに心のこもったメッセージを投稿している。「サンサへ、立ち直る力と勇気、本当の強さが何かを教えてくれてありがとう。そして、優しく忍耐強くあるとともに愛をもって導くことを教えてくれてありがとう。あなたとともに成長し、13歳の時にあなたと恋に落ちてから10年以上が経つわ。23歳になってあなたとお別れするけれど、あなたから学んだことは永遠よ」

遊び感覚でオーディションを受けたソフィーだが、3歳の頃からイングランドのウォリックにあるPlaybox Theatreで演技を学んでいたため、合格したことは奇跡ではなく彼女の実力に違いない。

ソフィー主演の『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より大ヒット上映中。(海外ドラマNAVI)

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『ゲーム・オブ・スローンズ』
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