ドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』に『ジュラシック・ワールド』監督が参加!

J・R・R・トールキンの長編小説「指輪物語」を実写化した大ヒット映画シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』。そのドラマ化が米Amazonで進められていることはすでにお伝えした通りだが、このたびその監督が決定したようだ。米TV Lineなど複数のメディアが報じている。

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今回発表されたのは、クリス・プラット主演の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』やユアン・マクレガー主演の『インポッシブル』などの映画作品や、ダークアクションドラマ『ナイトメア ~血塗られた秘密~』の監督として知られるJ・A・バヨナ。バヨナは、本シリーズの最初の2話でメガホンと取るようだ。また脚本は、J・J・エイブラムスが手掛ける『スター・トレック』の次回作でペンをとっているジョン・D・ペインとパトリック・マッケイのペアに決まった。

監督だけではなくプロデューサーも兼任するバヨナは、今回の発表を受けて、「J・R・R・トールキンは、有史以来最も独創的で影響力のある物語を生み出した人の一人です。まだ見たことがない第二紀の素晴らしい物語を、世界中のファンの皆様を中つ国へといざなう日を楽しみにしております」とコメントした。

ドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』については、まだ多くの情報が得られていないが、映画版第1作目の前日譚になるといわれ、サウロンの登場とそもそも指輪がどう作られたのか経緯が語られるのではないかと伝えられている。また、映画シリーズで魔法使いの一人ガンダルフを演じたイアン・マッケランが、再び同役を演じるかもしれないと以前ほのめかしていた。公式Twitterでは、去る3月に「第二紀へようこそ」とツイートもされているので、第二紀の物語であることは間違いないようだ。

Amazonは2017年に同作を複数シーズン製作することを発表。一部のメディアは、1シーズンだけで1億から1億5000万ドル(約107億から162億円)は下らない超大作になるとも述べている。

そして本作は大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に対抗して製作されるといわれており、原作を追い抜いた同ドラマの脚本を手掛けてきたブライアン・コグマンが、このドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』の製作に参加することも明らかになっている。

逸材を集結させて製作されるドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』。映画シリーズとして大ヒットを収めている本作の続報が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』より
(c)GIG/FAMOUS