『L.A.コンフィデンシャル』や『プロメテウス』などの出演で知られ、主に映画界を拠点に活躍しているガイ・ピアースが、ミニシリーズ『クリスマス・キャロル』でスクルージを演じることが明らかとなった。米Hollywood Reporterが報じている。
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作家チャールズ・ディケンズによる小説「クリスマス・キャロル」の主人公は、意地悪で強欲な老人スクルージ。クリスマスイブの夜、スクルージのもとに死んだ元共同経営者マーレイの亡霊が現れ、「3人の幽霊がお前を過去と現在、未来へ連れて行く」と伝えられる。3つの異なる時代を旅した結果、スクルージは改心するという、原作の発売当時は社会現象を巻き起こしたクリスマスの物語のなかで最も有名な作品の一つだ。
米FXと英BBCによって製作されるドラマ版は3部構成となり、スクルージを演じるガイの他には、過去へ連れていく幽霊役に『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム役で知られるアンディ・サーキス、元共同経営者のマーレイ役にスティーヴン・グレアム(『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』)、ロティー役にシャーロット・ライリー(『プレス 事件と欲望の現場』)、スクルージの部下ボブ・クラチット役にジョー・アルウィン(『女王陛下のお気に入り』)、ボブの妻メアリー役にヴィネット・ロビンソン(『SHERLOCK/シャーロック』)、未来に連れていく幽霊役にルトガー・ハウアー(『トゥルーブラッド』)、アリババ役にケイヴァン・ノヴァク(『パティントン』)、ボブの息子ティム・クラチット役にレニー・ラッシュ(『Old Boys(原題)』)がキャスティングされている。
プロデューサーを務めるのは、『ヴェノム』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などの主演でお馴染みのトム・ハーディと、トムとは『TABOO』でタッグを組んだリドリー・スコット、同じく『TABOO』でも執筆したスティーヴン・ナイトが脚本を手掛け、ニック・マーフィ(『アウェイクニング』)がメガホンを取ることになっている。
ドラマ版『クリスマス・キャロル』は、今年の12月にアメリカではFX、英国ではBBCで放送される予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:
ガイ・ピアース
(C) James Warren/Famous