笑いあり、涙ありの人気スパイアクション・コメディ『CHUCK/チャック』。2012年にシーズン5で幕を閉じた本作だが、そのキャストたちが再会してソーシャル・メディアを賑わした。米TV Lineなど複数のメディアが報じている。
本作は、ひょんな事から国家秘密を脳にインストールしてしまった、冴えないオタク青年・チャックの華麗で笑えるスパイ活動とピュアなロマンスを、軽妙に描いたドラマ。そんな本作で、主役チャックの親友であるモーガン・グライムスを演じたジョシュア・ゴメスが、ある動画を自身のTwitterに投稿した。
その動画には、一人でレストランにいるジョシュアの元に、主人公チャックを演じたザカリー・リーヴァイが登場。その後ろから、おみごとキャプテンことデヴォン・ウッドコムを演じたライアン・マクパートリンが携帯を手に持ち、その様子を撮影しながら続く。一瞬動揺するジョシュアの隣に座ったザカリーは、「僕たちが来ないと思ったのかい? 7年ぶりなのに。そんな顔カメラに向けるなんて。来るに決まってるじゃないか。来たよ!」とジョシュアに語りかけながら肩を組む。照れるジョシュアだが、「このテーブルが床に固定されていなければ、ひっくり返してるところだよ」と怒っているふりをして笑い、髪型を正す。そんなジョシュアに「誰だよ、こいつ」とザカリー。そして二人は笑顔でハグするというユーモアたっぷりの心温まる再会映像だ。
#Reunited#FeelsSoGood#Chuck
Miss and love these two enormous slabs of beef. pic.twitter.com/mlXCndvQ3G-- Joshua Gomez (@JoshuaEGomez) 2019年7月14日
ジョシュアはそんな動画に「この二つの厚切り肉が大好きだし、懐かしいよ」と二人のことを肉に例えてコメントした。
『CHUCK』のリユニオンはこれが初めてではない。ザカリーが声優を務めるディズニーアニメ『ラプンツェル ザ・シリーズ』において、『CHUCK』でサラ・ウォーカーに扮したイヴォンヌ・ストラホフスキーと元婚約者役で共演し再会を果たしている。
2013年のインタビューでザカリーは、「『CHUCK』を映画化したらゼッタイ面白いと思うよ」と映画化を希望していたが、現在まで映画化はおろか、リブート製作も実現していない。イヴォンヌも当時『CHUCK』の映画化について、2020年かもう少し後に実現しているのではないかと期待を込めて話していた。
『CHUCK』終了後、ザカリーは『シャザム!』やブロードウェイミュージカル『ファースト・デート』『シー・ラヴズ・ミー』などに出演。ジョシュアは、『SCORPION/スコーピオン』や『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』などに、そしてライアンは『リゾーリ&アイルズ』や『ダニーのサクセス・セラピー』、イヴォンヌは、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』や『24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ』などで活躍している。
日本でもファンの多い『CHUCK/チャック』の再集結を是非期待したい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『CHUCK/チャック』© Warner Bros.Entertainment Inc. All rights reserved.