マーベル監督が手掛ける米HBOのSFドラマ『The Nevers』の新キャスト12人が発表!

マーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』でクリエイターを務め、映画『アベンジャーズ』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でメガホンを取ったジョス・ウェドンが手掛ける、米HBOの新作SFドラマ『The Nevers(原題)』に出演する新キャスト12人が発表された。米TV Lineが報じている。

『The Nevers』は、変わった能力を持っていることを知ったヴィクトリア朝時代の女性の一団"Touched(タッチド)"を描く壮大なSFドラマ。彼女たちが執拗な敵と戦い、世界を変える可能性があるミッションに挑む姿を描くシリーズ。すでに、ロマンス・ファンタジー巨編『アウトランダー』でシーズン1からジェイミーの姉ジェニー・フレイザーを演じるローラ・ドネリーが、ヴィクトリア朝の社会に拒絶され心が傷ついたヒーロー、アマリア・トゥルー役で主演することが決定している。

今回新しくキャストに加わった12人を役柄とともに紹介。

■オリヴィア・ウィリアムズ(『カウンターパート/暗躍する分身』)
裕福な独身女性でタッチドの中心人物。厳格な性格の持ち主だが、賢い人物でもある。他のタッチドのメンバーが暮らす孤児院を創設したラヴィニア・ビドロー役。

■ジェームズ・ノートン(『MacMafia -マクマフィア』)
パンセクシュアル(全性愛者)で上流階級出身のヒューゴ・スワン役。秘密クラブを経営して脅迫をサイドビジネスにしている彼は、タッチドに魅了されているという役どころ。

■トム・ライリー(『ダ・ヴィンチと禁断の謎』)
武装解除を得意とするオタクで、ラヴィニアの弟オーガスタス・"オーギー"・ビドロウ役。熱心な鳥類学者でもあるオーギーはヒューゴの親友。

■アン・スケリー(『ヴァイキング ~海の覇者たち~』)
主人公アマリアの最愛の友人ペナンス・アデアは、タッチドに最初に加わった女性の一人。信心深く積極的な彼女は、自分の特殊能力に喜びを見出しているというキャラクター。

■ベン・チャップリン(『シンデレラ』)
道徳心が高いが、突然暴力を振るう傾向があるフランク・マンディ刑事役。誰も信用しない彼は、土地の法則を無視する有力者と、化学の法則を無視する新たに力をつけた人々の間で板挟みとなる。

■ピップ・トレンス(『風の勇士 ポルダーク』)
元将軍で現在は貴族となったマッセン卿は情け容赦ない性格で、特殊能力を持つ人々が、いかに確立された秩序を乱すか明確に見抜いている唯一のキャラクターだという。

■ザカリー・モモー(『運命の7秒』)
ロンドンで成功を収めた、数少ない西インド系のホラティオ・コウセンズ医師役。アマリアと出会ったことで自分の能力に気づき、現在は彼女と一緒に仕事をしている。

■エイミー・マンソン(『ワンス・アポン・ア・タイム』)
自分で理解できない力に悩んだマラディーは、その力の源を見つけようとする医師たちから拷問を受け、今はギャングを率い悪名高き大量虐殺を行っている。

■ニック・フロスト(『バッドランド ~最強の戦士~』)
ベッガー・キング(乞食王)ことデクラン・オラン役。カリスマ的で残忍な彼は街で軽犯罪を繰り返している。喜んでアマリアの助けもするが、タッチドを犠牲にもするという役どころ。

■ロシェル・ニール(『ミステリー in パラダイス』)
ボンファイアことアニー・カービー役。火をコントロースする能力を持つ。誰と仕事をしようと自分自身と火しか信用しないというキャラクター。

■エレノア・トムリンソン(『風の勇士 ポルダーク』)
心優しく驚くほど撃たれ強いメアリー・ブライトン役。ステージ歌手になる夢が叶わず、婚約も破棄となるが少しもめげない性格。

■デニス・オヘア(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)
才能あふれる米国人の外科医エドモンド・ハーグ役。彼は、自分の能力を可能な限り残忍な方法で使うという役どころ。

ジョス・ウェドンが『The Nevers』のショーランナー・製作総指揮・脚本・監督を務める。(海外ドラマNAVI)

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デニス・オヘア (c)FAM020/FAMOUS
オリヴィア・ウィリアムズ (c)FAM020/FAMOUS
ジェームズ・ノートン (c)JMVM/FAMOUS
トム・ライリー (c)NYSX/FAMOUS