ホラー映画『ソウ』生みの親が『ラストサマー』ドラマ版を製作!

大ヒット映画シリーズ『スクリーム』の脚本家ケヴィン・ウィリアムソンが仕掛けて全米でスマッシュヒットとなった1997年の青春ホラー映画『ラストサマー』が、衝撃ホラーシリーズ『ソウ』第1作の原案・監督を務めたジェームズ・ワンによりドラマシリーズとしてリブートされることが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。

『ラストサマー』は、ある夏の夜にドライブ中のティーンエイジャー4人が男性を車ではねてしまったことから起こる惨劇を描く。怯えた彼らは警察や救急に連絡せずにその男性を海に投げ捨て、このことは一生秘密にすると誓い合うが、1年後に彼らのもとへ「去年の夏、何をしたか知っているぞ」と匿名のメッセージが届き、殺人ゲームが繰り広げられる...というストーリーだ。1作目では、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット(『ゴースト ~天国からのささやき』)、サラ・ミシェル・ゲラー(『バフィー~恋する十字架~』)、ライアン・フィリップ(『ザ・シューター』)、フレディ・プリンゼ・Jr(『24 -TWENTY FOUR-』)と当時の若手スターが多数出演していた。

2006年までに計3作が作られたオリジナルは映画としてリメイクされると噂されていたが、米Amazonでのドラマとして復活することになったようだ。

ドラマ版のパイロットでメガホンを取るワンは、DCスーパーヒーロー映画『アクアマン』を11億ドル(約1200億円)超の大ヒットに導いたことで知られるが、もともとは『ソウ』『死霊館』『インシディアス』といったホラー映画で手腕を発揮してきた人物だ。ペンを取るのは、キアヌ・リーヴス主演のアクション映画シリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』で共同脚本を務めるシェイ・ハッテン。なお、ウィリアムソン作品では『スクリーム』がすでに映画からドラマ化され、今年7月にシーズン3が放送されている。

現時点で『ラストサマー』ドラマ版のキャストといった詳細は未定だが、続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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映画シリーズ1&2作目に出演したジェニファー・ラヴ・ヒューイット
(C)Hubert Boesl/FAMOUS