『ツイン・ピークス The Return』ナオミ・ワッツが語る「『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフに出演するのは怖い!」

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚シリーズで主人公の一人を演じるナオミ・ワッツ(『ツイン・ピークス The Return』)が、「スピンオフに出演するのが怖い」とコメントした。英Digital Spyが伝えた。

米HBOが製作する前日譚シリーズは、英雄たちの黄金時代から暗黒の時代へと下降していく過程を描き、ウェスタロスの歴史に隠された恐ろしい秘密やホワイト・ウォーカーの起源の真実、スターク家の伝説などが明かされるという。

謎めいた秘密を隠しもつ、カリスマ性溢れる名士を演じるというナオミが米ファッション誌「Net-A-Porter」のインタビューに応え、スピンオフの出演にナーバスになっていると心境を明かした。「何を準備すべきなのかわからないから、まだスピンオフについて少し不安があるの。この仕事をオファーするまでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』を見ていなかったの。だけど私の兄(フォトグラファーのベン・ワッツ)がシリーズに夢中で、"いかなる状況でも、この仕事を断ったらダメだ"って言われたの」と出演する経緯を語った。

ナオミは、映画『21グラム』と『インポッシブル』で2度もアカデミー賞主演女優賞にノミネートされている演技派でありながら、超人気シリーズのスピンオフとあって周囲の期待も大きいだけに、主演することに少し不安になっている様子。

以前に、原作者のジョージ・R・R・マーティンは本作のストーリーについて、「スターク家は絶対に登場します。私の原作では、アザーズと呼ばれているホワイト・ウォーカーもです。古代のダイアウルフやマンモスもいるような時代の物語になります」とコメントしていた。

スピンオフでは、マーティンとジェーン・ゴールドマン(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『キングスマン』シリーズ)が脚本を手掛け、ナオミの他にジョシュ・ホワイトハウス(『風の勇士 ポルダーク』)、トビー・レグボ(『REIGN/クイーン・メアリー』)、ジェイミー・キャンベル・バウアー(『トワイライト』シリーズ)、ミランダ・リチャードソン(『ハリー・ポッター』シリーズ)らの出演が決定している。(海外ドラマNAVI)

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ナオミ・ワッツ
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