1986年4月26日に旧ソビエト社会主義共和国連邦のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故の真実に迫る実録ドラマ『チェルノブイリ』。その衝撃的なテーマと、作品としての完成度の高さにより本年度エミー賞でも作品賞、監督賞、主演・助演の主要各賞をはじめ19ノミネートを果たしている本作は、BS10スターチャンネルにて9月25日(水)より独占日本初放送となる。それに先駆けて、本編の冒頭10分間のノーカット映像が解禁された。
未曾有の原発事故の発生に、冷戦下の旧ソビエト政府が事態を隠蔽しようとする中、被害の拡大を少しでも抑えようと必死に戦った英雄たちの姿を描く。
今回解禁された冒頭の映像は、事故に関わった関係者の衝撃的な独白から始まる。そして1986年4月26日の午前1時23分に、人類の歴史上最悪とも呼ばれる事故が一般市民は何も知ることがなく、日常の中で"普通"に、そして"静か"に起こったことが描かれる。その後、場面が事故現場の描写に切り替わるとストーリーは怒涛の展開を見せ、恐怖と緊迫感に満ちた中で物語は進行していく...。
旧ソビエト政府に調査を委任された科学者役をジャレッド・ハリス(『ザ・クラウン』)、ゴルバチョフ書記長に現場の対応を任された副議長役をステラン・スカルスガルド(『刑事リバー 死者と共に生きる』)、事故の真相解明に奔走する核物理学者役をエミリー・ワトソン(『ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン』)が演じている。
米HBO製作で、監督は『ウォーキング・デッド』や『ブレイキング・バッド』のヨハン・レンク。綿密な取材に基づいて緊迫の一部始終を描き上げ、廃炉となったリトアニアの原子力発電所でロケを敢行した本作は、米IMDbでの採点が過去最高の9.7点(10点満点)と、『ゲーム・オブ・スローンズ』を超えて海外ドラマ史上最高評価を獲得している。
全5話の『チェルノブイリ』は、BS10スターチャンネルにて字幕版が9月25日(水)23:00より独占日本初放送、吹替版は9月30日(月)10:00よりスタート。さらに「スターチャンネルEX」にて、9月26日(木)よりオンデマンド配信となる。(海外ドラマNAVI)
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『チェルノブイリ』
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