『ウォーキング・デッド』ユニバース第3弾に『LAW & ORDER』のあの人が出演

大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』ユニバース第3弾となる新シリーズの製作が決定したことは以前お伝えしたとおり。すでに決まっている主要キャストに加えて、さらなる配役が発表された。米Deadlineなどが報じている。

『ウォーキング・デッド』と、スピンオフ第1作『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』に続くタイトル未定の本作は、二人の若い女性を主人公に、世紀末的な世界で育つ最初の世代に焦点を当てたシリーズになると言われている。

今回報じられたキャストは、『LAW & ORDER ロー&オーダー』でシーズン10から14まで登場したリチャード・ハードウィック役や、『スキャンダル』の国防長官役などで知られるジョー・ホルト。ジョーは、家族思いで人々から尊敬されている教授レオ・ベネットを演じる。ベネットは優しい心の持ち主で、未来に確固たる希望を見出しており、愛する人々のためなら自分の命もいとわないという人物だ。

この新作では、第一報で報じられたアレクサ・マンスール(『レジデント 型破りな天才研修医』)、ニコラス・カントゥ(『LEGO スター・ウォーズ/フリーメーカーの冒険』)、ハル・カムストン(『Bilched(原題)』)の他に、ニコ・トルトレッタ(『ザ・フォロイング』)、アネット・マヘンドル(『ジ・アメリカンズ』)、アリーヤ・ロイヤル(『Major Crimes ~重大犯罪課』)の出演も報じられている。

アレクサは、善良で既存のルールを壊していく今を生きる少女ホープを演じる。一見面白くて人から好かれるタイプだが、内に悲しみを抱えているキャラクターだという。現在15歳のニコラス演じるエルトンというキャラクターは、実年齢よりも幼い、空手の黒帯を持つ人懐こくて大人びた性格の男子。そしてハルの演じるサイラスは、彼の実年齢よりも少し年上の設定で一匹狼だが出会う人たちを怖がらせてしまいがちなことに居心地の悪さを感じているキャラクターだと言われている。その他、ニコはフィリックス役、アネットはハック役、アライヤはアイリス役に扮する。

この新シリーズでは、登場するキャラクターの中には、ヒーローになる者もいればヴィランになる者もいて、最後には登場人物全員が永遠に変わってしまい、良くも悪くも自身のアイデンティティを築く様子が描かれていくという。

本作の撮影は、バージニア州リッチモンド周辺にてすでに始まっている。全10話となるシーズン1は、米AMCにて2020年から放送される予定。(海外ドラマNAVI)

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ジョー・ホルト