『ウォーキング・デッド』のあの人、Netflixの音楽伝記ドラマのために降板!?

大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』にシーズン4からロジータ役で出演しているクリスチャン・セラトスが、Netflixのラテン系シンガーを描く音楽伝記ドラマ『Selena: The Series(原題)』の主演として交渉中だと米Deadlineほか複数のメディアが報じている。出演が決定すれば『ウォーキング・デッド』から降板する可能性もあるようだ。

本作はテハーノ音楽の女王として知られたメキシコ系アメリカ人歌手のセレナ・キンタニーヤを描く音楽伝記ドラマ。セレナはラテン系音楽業界の大物アーティストの一人で、シンガーソングライターとしてだけでなく女優やモデル、ファッションデザイナーとしても活躍。しかし1995年、自身のファンクラブ会長であるビジネスパートナーを着服により解雇した後、相手に撃たれて23歳の若さで帰らぬ人となった。セレナの人生は1997年の映画『セレナ』でも綴られており、そちらでは人気歌手であり女優のジェニファー・ロペスがセレナを演じている。

クリスチャンがそのセレナを演じることになると、『ウォーキング・デッド』でレギュラーを務め続けることは厳しくなるかもしれない。米Uproxxによれば、『ウォーキング・デッド』シーズン10の撮影が終わるのは11月だが、『Selena: The Series』は9月から撮影を開始するからだ。とはいえ、音楽ドラマ『STAR 夢の代償』のモイゼス・サモラが脚本を担当するこの新作ドラマは2シーズンしか予定されていないので、そちらに出演している間はロジータがしばらく消えるものの、のちに戻ってくるという展開にする選択肢もあるだろう。新シーズンでのロジータは娘を出産して母親になっているので、しばらく姿を消す流れにするのもそう難しくはないのかもしれない。

『ウォーキング・デッド』のロジータ役で注目されたクリスチャンは、ヴァンパイア青春映画『トワイライト』シリーズでアンジェラを演じたほか、『アメリカン・ホラー・ストーリー』や『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』にゲスト出演している。『ウォーキング・デッド』シーズン10ではすでにミショーン役のダナイ・グリラが降板することが報じられているが、ロジータもその後に続くのだろうか?(海外ドラマNAVI)

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『ウォーキング・デッド』シーズン10
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