Netflix『マインドハンター』は5シーズン製作される予定!?

1970年代後半の米国を舞台に、FBI行動科学課に勤務する特別捜査官が犯罪心理を分析していくNetflix製作による『マインドハンター』のキャストが、製作総指揮・監督を務めるデヴィッド・フィンチャーが「シリーズは5シーズンになる予定だ」と語っていたと明かしている。

『マインドハンター』の主人公ホールデン・フォードは、実在するFBI捜査官ジョン・ダグラスをモデルにしたキャラクター。犯罪者をプロファイリングする方法が確立されていなかった時代に、ホールデンと彼の相棒ビル・テンチ捜査官が実在の連続殺人鬼にインタビューを繰り返し、犯罪行動科学に基づき犯人像を割り出していく様子がスリリングに描かれる。

テンチFBI捜査官を演じるホルト・マッキャラニーが、米The Hollywood Reporterのインタビューでフィンチャーの意図を明かしていたという。「(フィンチャーが)"聞いてくれ。このシリーズに5シーズン出演する準備はできてるか? たとえ私が失敗しても5シーズンは製作するつもりだ。それに失敗を犯すつもりはないけどな"って言ってたんだ。だから彼が特定の物語を語りたいと思っている限り、シリーズが続いていくと思いたいね」とコメントし、自身も出演を続けたいとほのめかしていた。

そして、かなりダークなシリーズにもかかわらず撮影現場は和気あいあいとした雰囲気のようで、ある時などホルトと、ホールデンを演じるジョナサン・グロフが爆笑して、フィンチャーにお灸を据えられたともコメントしている。

「デヴィッド(・フィンチャー)と私は2年間密接に仕事をしてきたが、正直なところあまり言葉を交わしたことがないんだ。だから5シーズンにわたって製作されても似たような感じになるだろうね。1度か2度ほどジョナサンと私が爆笑してたらデヴィッドがイライラして、(頭を冷やすために)ジョナサンと私は周りを散歩させられたよ」とも撮影の舞台裏について語った。

フィンチャーはシーズン1と2の複数話で監督を務めており、現時点でシーズン3への更新は発表されていない。

ホルトがジョナサンと共演し、連続殺人鬼の心理に迫る『マインドハンター』シーズン1&2はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『マインドハンター』