『グッド・ドクター』フレディ・ハイモア、ダークコメディを手掛ける

高い評価を得ている医療ドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』にショーン・マーフィー医師役で主演するフレディ・ハイモアが米TBSで共同脚本&製作総指揮を務める新作ダークコメディ『Homesick(原題)』。その詳細が少しずつ明らかとなっている。米Deadlineが報じた。

フレディがカメラの裏側に回り製作を手掛ける『Homesick』は1話が30分枠となり、英作家ジェームズ・ミッチェルが実際に体験したメンタルヘルスやボディイメージの問題を下敷きに、性別によって期待される"正常"とは何なのかを模索するという。本シリーズは密かに摂食障害に苦しむ自己破壊的な20代の青年と、怒りに満ちたナルシストであると同時に青年の親友でもある母親を中心に描かれる。

フレディはミッチェルと共同でペンを執り、二人はフレディの製作会社「Alfresco Pictures」のクレア・ロンディと製作総指揮も務めるが、現時点でフレディが出演するかどうかは不明だ。「Alfresco Pictures」がドラマシリーズを手掛けるのは『Homesick』で2本目となり、米ABCで新作ドラマ『Love, Dad(原題)』のパイロット版が進行中。

子役として映画に出演し始めたフレディは、名作児童書「ピーターパン」にまつわる真実の物語を描いた感動作『ネバーランド』でのピーター役や、リメイク映画『チャーリーとチョコレート工場』の主人公チャーリー役を演じて注目された。その後も、『アーサーとミニモイの不思議な国』や『プロヴァンスの贈りもの』などに出演して映画界で活躍し、名作『サイコ』にインスパイアされたドラマ版『ベイツ・モーテル』シリーズでは5シーズンにわたり主人公の殺人鬼ノーマン・ベイツを演じていた。

フレディが主演する『グッド・ドクター 名医の条件』はシーズン3へ更新され、最新シーズンは米ABCにて9月23日(月)より放送スタート。『Homesick』のキャスティングなどの詳細が決まり次第、続報をお届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『グッド・ドクター』フレディ・ハイモア
© ABC/Bob D’Amico