ジュード・ロウ出演ドラマ『The Third Day』に『007』のあの人も参加!

架空の若きローマ法王を描くドラマ『ピウス13世 美しき異端児』や、マーベル映画『キャプテン・マーベル』などで知られるジュード・ロウが主演する新作ドラマ『The Third Day(原題)』で、もう一人の主役を演じる女優が明らかとなった。米Deadlineが報じている。

米HBOと英Skyによる共同製作で6話構成の『The Third Day』は前半と後半に分けられ、夏を描く前半ではイギリス沿岸の神秘的な島に引き寄せられたサムという男性が、どんな手段を使ってでも伝統を守ろうとする島民グループと出会う。

そして後半となる冬は、強い意志を持つはみ出し者のヘレンが答えを求めて島にやって来るが、彼女が到着したことで島の運命を決める激しい戦いを引き起こしてしまうという。

今回出演が発表されたのは、『007』シリーズでイヴ・マネーペニーを演じるナオミ・ハリス。ジュードが前半の主人公サムを演じ、ナオミが後半で主役となるヘレンに扮する。『チェルノブイリ』のエミリー・ワトソン、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、『ウィッチャーの事件簿』シリーズのパディ・コンシダイン、『ラークライズ』のジョン・ダグリーシュらが脇を固める。

フェリックス・バレットとデニス・ケリー(『Utopia -ユートピア-』)が製作総指揮を務め、ケリーは脚本も担う予定。前半の3話ではマーク・ミュンデン(『クワンティコ』)がメガホンを取り、後半で監督を務めるのはフィリッパ・ロウソープ(『ブーリン家の姉妹』)。

イギリス出身のナオミは、ダニー・ボイル監督によるゾンビ映画『28日後...』で注目され、その後は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでティア・ダルマ役を演じ、映画版『マイアミ・バイス』など次々とハリウッド大作に出演。そして、『007』シリーズのイヴ役でおなじみとなった彼女は、映画『ムーンライト』でアカデミー賞助演女優賞に初ノミネートを果たし、『007』シリーズの最新作『No Time to Die(原題)』にも続投している。

それぞれナオミとジュードが主役を張る『The Third Day』は、アメリカでは2020年にHBOで放送され、イギリスとアイルランドではSky AtlanticとNOW TVにて放送&配信される予定だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ナオミ・ハリス(写真中央)© BABIRAD/FAMOUS