人気犯罪捜査ドラマ『CSI:ニューヨーク』で9シーズンにわたりニューヨークCSIチームの主任マック・テイラーを演じたゲイリー・シニーズが、ティーンエイジャーのいじめや自殺を扱ったNetflixの話題作『13の理由』のファイナルとなるシーズン4に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
2017年に配信スタートした『13の理由』は、ジェイ・アッシャーの同名ベストセラー小説を下敷きに多感なティーンエイジャーが抱える問題を描き、シーズン2以降はオリジナルストーリーで展開されている。
そのファイナルシーズンでゲイリーは主人公クレイ・ジェンセン(『LOST』のディラン・ミネット)の不安症と鬱を克服できるよう助けるロバート・エルマン医師を演じる。思いやりがあり頭が切れるファミリー・セラピストのエルマンは、クレイが必要な援助を受け入れ、過去のトラウマに対処できるよう導く...という役どころだ。
シーズン4は主要キャラクターの高校卒業に焦点が置かれるようで、クレイ役のディランのほかにジェシカ役のアリーシャ・ボー(『68キル』)、ジャスティン役のブランドン・フリン(『TRUE DETECTIVE/迷宮捜査』)、アレックス役のマイルズ・ハイザー(『Love, サイモン 17歳の告白』)、トニー役のクリスチャン・ナバロ(『ローズウッド ~マイアミ私立検視ラボ』)、ザック役のロス・バトラー(『リバーデイル』)、タイラー役のデヴィン・ドルイド(『アンダーカバー』)らが続投すると見られている。
ゲイリーは、『フォレスト・ガンプ/一期一会』で演じたダン・テイラー中尉役でアカデミー賞助演男優賞候補となり、『アポロ13』や『グリーンマイル』などの名作で称賛されたベテラン俳優だ。1994年のミニシリーズ『ザ・スタンド』を最後にドラマ界からは遠ざかっていたものの、2004年に犯罪捜査ドラマ『CSI:マイアミ』のゲスト出演で復帰し、『CSI』スピンオフ第2弾となる『CSI:ニューヨーク』にもマック・テイラー役で続投。『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のスピンオフ『クリミナル・マインド 国際捜査班』ではジャック・ギャレット役で主演していた。
Netflixオリジナルシリーズ『13の理由』は、シーズン1~3が配信中。現時点でゲイリーが出演するシーズン4の配信開始日は未定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『クリミナル・マインド 国際捜査班』(c) ABC Studios