『FARGO』シーズン4に『THE WIRE』と『JUSTIFIED』の二人が出演!

映画『ファーゴ』のドラマ版でアンソロジーシリーズとなる『FARGO/ファーゴ』のシーズン4に、米HBOの刑事ドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』と、犯罪ドラマ『JUSTIFIED 俺の正義』でおなじみのドラマスターたちが出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

『FARGO』のシーズン4に出演することになったのは、『THE WIRE』のシーズン3から黒人市長クラレンス・ロイスを演じていたグリン・ターマンと、『JUSTIFIED』でレイラン・ギヴンズ保安官を演じてエミー賞にもノミネートされたティモシー・オリファント。

新シーズンの舞台となるのは、イタリア系とアフリカ系の犯罪組織が争う1950年代のミズーリ州カンザスシティ。平和協定を結ぶために、両組織のボスが互いの末っ子を交換することになったが、カンザスシティを牛耳るマフィアのボスが手術中に亡くなったことで全てが変わってしまう...というストーリーだ。

グリンはマフィアのボスが入院する病院に勤務するセネター医師役として、複数話にわたり登場する。ベテラン俳優のグリンは、精神分析医を主人公にしたドラマ『イン・トリートメント』で空軍パイロットだったアレックスの父親を演じてエミー賞を受賞したほか、警官ドラマ『サウスランド』やSFアクションドラマ『フラッシュフォワード』にも出演。J・J・エイブラムスが監督した『SUPER 8/スーパーエイト』やミュージカル映画『バーレスク』といった映画でも活躍し、最近はSFアクション映画『バンブルビー』でウェーレン司令官を演じていた。

そしてティモシーは、メインキャラクターの一人、ディック・ウィックウェア役を務める。ティモシーは2017年からレギュラーを務めていたNetflixドラマ『サンタクラリータ・ダイエット』が先月シーズン3をもって終了していた。

本作のアフリカ系犯罪組織のボス役を、映画『9デイズ』や『天国からきたチャンピオン 2002』で知られるクリス・ロックが演じることがすでに決定している。過去シーズンから引き続き脚本・監督・クリエイターをノア・ホーリー(『BONES』『レギオン』)が務め、映画版で監督を務めたジョエル&イーサン・コーエン兄弟はウォーレン・リトルフィールド(『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』)、ジョン・キャメロン(『レギオン』)らとともに製作総指揮に名を連ねる。

グリン、ティモシーがクリスと共演する『FARGO』シーズン4は、米FXにて2020年に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:

グリン・ターマン (C)Faye S/Famous
ティモシー・オリファント (C)NYPW/FAMOUS