『MR.ROBOT』クリエイターのサム・エスメイルが、『バトルスター・ギャラクティカ』のリブート版を製作!

若き天才ハッカーを描いたサスペンス・ドラマ『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』の原案、製作総指揮、脚本、そして監督として知られるサム・エスメイル。そんな彼がSFドラマ『バトルスター・ギャラクティカ』のリブート版を製作することが明らかになった。米TV Lineなどが報じている。

この新作は、米NBCユニバーサル独自の配信サービス「Peacock(孔雀)」で製作されるもの。エスメイルのTwitterによると、この作品は2003年からロナルド・D・ムーア(『ジェネレーションズ/STAR TREK』『アウトランダー』)が製作した同名作のリメイクではないと断言。

「ロナルド・D・ムーアが生み出した完璧なものを壊すつもりはない。ただこの作品の精神を受け継いだ新たな物語を旅するんだよ」と投稿した。それ以上の詳細には触れていないが、どうやら同じ世界観で別の物語になるようだ。

『バトルスター・ギャラクティカ』は、ムーアがクリエイターを務め、2003年にミニシリーズが放送され、翌年から4シーズンにわたるドラマシリーズ。エドワード・ジェームズ・オルモス(『落ちこぼれの天使たち』)を主演に、グレイス・パーク(『HAWAII FIVE-0』)やジェイミー・バンバー(『LAW & ORDER: UK』)、メアリー・マクドネル(『Major Crimes ~重大犯罪課』)らが出演していた。

NBCが同社の孔雀のロゴからとったこの配信サービスは、2020年4月にスタート予定で、1万5000時間ものコンテンツを用意するといわれている。本サービスでは、NBCが誇るヒット作、『ザ・オフィス』『ベイツ・モーテル』『コバート・アフェア』『ブルックリン・ナイン-ナイン』『ダウントン・アビー』『Hey!レイモンド』『そりゃないぜ!?フレイジャー』『ふたりは友達? ウィル&グレイス』などが含まれる予定。

新作として、実際に起こった事件のポットキャストに基づいた『Dr. Death(原題)』や、傑作ディストピア小説「すばらしい新世界」のドラマ版『Brave New World(原題)』に、2000年から5シーズン続いた『Queer as Folk(原題)』のリブート版、そしてアメリカで謎の広告看板女優として有名になったアンジェリンを題材にした『Angelyne(原題)』、米New York Timesのベストセラーを元にした『One of Us is Lying(原題)』なども製作中だ。

『Dr. Death』は、『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』や『フィフティ・シェイズ』シリーズのジェイミー・ドーナン、『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』で謎の男ミスター・ロボットを演じるクリスチャン・スレイターと、コメディドラマ『30 ROCK/サーティー・ロック』のジャック・ドナギー役で知られるアレック・ボールドウィンが共演するミニシリーズ。

1932年にオルダス・ハクスリーが発表した小説を映像化する『Brave New World』では、『ゲーム・オブ・スローンズ』でデナーリス・ターガリエンの兄ヴィセーリスを演じたハリー・ロイドと、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクが出演。

『Angelyne』では、魅惑的な女性アンジェリンを『シェイムレス 俺たちに恥はない』のエイミー・ロッサムが、夫であるエスメイルとタッグを組む。

「Apple TV+」や「Disney+」の配信サービスに続き、NBCも独自のサービス充実に向けて様々なドラマを製作しているようだ。『バトルスター・ギャラクティカ』新作を含め、新たな情報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『バトルスター・ギャラクティカ』
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