『スター・ウォーズ』実写ドラマ『The Mandalorian』キャストの好きな本家シリーズは?

新配信サービス「Disney+」にて11月からスタート予定の『スター・ウォーズ』のスピンオフにあたる実写ドラマ『The Mandalorian(原題)』。そのキャストたちが自分の好きな『スター・ウォーズ』シリーズについて、思い出も交えて米Entertainment Weeklyで語っている。

『The Mandalorian』でタイトルロールを演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン・マーテル役でも知られるペドロ・パスカル。そんな彼のイチオシは『スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲』だという。「僕は1975年生まれだからほかに選べないよ。(1977年公開の)『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』のことは知ってはいたけど、(1980年公開の)『スター・ウォーズ エピソードV』が僕の原点。あの作品でハリソン・フォードの演じるハン・ソロがクールってどういうことかを教えてくれたんだ。姉と一緒に見てたんだけど、彼女はハン・ソロが凍らされた時に泣き出しちゃってね。あれはシェイクスピアかギリシャの悲劇のような終わり方だったな。そういう意味でも想像力をすごくかき立てられたよ」と話している。

カーラ・デューンを演じる、総合格闘家でもあるジーナ・カラーノ(『デッドプール』)は『スター・ウォーズ エピソードVI/ジェダイの復讐』をチョイス。「レイア姫とハン・ソロの関係性が好きなの。だって二人はお互いに好き合ってて、結ばれるんだもの。私自身は格闘家だから愛とかロマンスには疎いんだけどね」とジョーク混じりに答えた。

ジャンカルロ・エスポジート(『ブレイキング・バッド』)が演じるのはモフ・ギデオン。「僕は本当に『スター・ウォーズ エピソードIV』が大好きなんだ。あの作品からはとても刺激を受けた。『The Mandalorian』にも同じフィーリングを感じるし、何が起きてもおかしくないよ」と意味深に語っている。

アンドロイドのIG-11を演じるタイカ・ワイティティは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』などでメガホンを取るほか、コメディアンとしても活躍する才人。「多くの人が好きだろうけど、僕もやっぱり『スター・ウォーズ エピソードV』かな。この作品には愛もあるけど胸が痛くなるようなシーンや失うものもある。そして最後に悪役が勝利する展開には感心させられたし、SF映画やファンタジー映画はこうあるべきっていう見解を一変させられたよ。ハン・ソロが凍った時はショックだったね。まだ幼かったから、彼が殺されて、彫像にでもされちゃったんだと思ってさ。『冬眠』って言葉の意味が分からなかったんだ」と回想している。


本シリーズの制作総指揮を務めるのは、『アイアンマン』の監督を務めるほか、MCUシリーズのハッピー・ホーガン役でおなじみのジョン・ファヴロー。作品は『スター・ウォーズ エピソードVI』で銀河帝国が崩壊した後の、混沌とした時期を生きる孤独なバウンティハンターを追うストーリーになるという。

4K HDRでの配信も予定されている『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『The Mandalorian』は、11月12日(火)より「Disney+」にて配信予定。(海外ドラマNAVI)

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『The Mandalorian』