全米視聴率ランキングのトップ10（ニールセン調べ）が発表された。9月16日（月）からの週の順位は以下の通り。
1．『SUNDAY NIGHT FOOTBALL』（NBC）
2．『SUNDAY NIGHT NFL PRE-KICK』（NBC）
3．『アメリカン・ネクスト・スター（水曜）』（NBC）
4．『FOOTBALL NIGHT IN AMERICA PT 3』（NBC）
5．『60 MINUTES』（CBS）
6．『アメリカン・ネクスト・スター（火曜）』（NBC）
7．『HOME DEPOT PRIME COLLEGE FOOTBALL』（CBS）
8．『アメリカン・ダンシングスター』（ABC）
9．『EMMY AWARDS』（FOX）
10．『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班（再放送）』（CBS）
この週最大のトピックは、22日（日）に行われた第71回エミー賞授賞式。『ゲーム・オブ・スローンズ』『Veep／ヴィープ』『ハウス・オブ・カード 野望の階段』といったついに完結した人気シリーズの最後の晴れ舞台となるはずだったが、そんな幕切れはさほど関心を引かなかったようで、18～49歳層の視聴率は史上最低だった前年からさらに33％ダウン。全体の視聴者数も323万人減の698万人と、初めて1000万人を下回るという不名誉な史上初も記録してしまった。これは、毎回上位でこの週も首位につけた『SUNDAY NIGHT FOOTBALL』と時間帯が被った影響もあると見られている。FOXでなくNBCが放送した前回は、授賞式開催を月曜夜にズラすことで同じ局の人気番組と食い合わないように調節していた。
前週トップ10に戻ってきた『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』は、視聴者数がわずかに減って（569万人→559万人）順位を一つ下げたものの圏内をキープ。今月下旬から新シーズンが続々開幕となるドラマ界において、『NCIS』も24日（火）に待望のシーズン17がスタートしている。前シーズンの衝撃的な展開から続くエピソードは大きな注目を集めており、近く発表される最新ランキングで上位に入ることは間違いないだろう。
それ以外のドラマ作品では、『FBI』（11位→13位）、『ヤング・シェルドン』（19位→14位）、『ブルーブラッド』（21位→15位）、『NCIS：ニューオーリンズ』（16位→22位）なども再放送ながら一定の成績を収めている。いずれも翌週は新シーズン初回となり、トップ10に入ってくるのか注目だ。
そのほかでは、リアリティ番組『アメリカン・ネクスト・スター』のシーズン14がついに終わり、優勝者が決まる18日（水）の最終回は火曜分を抜いて3位に入った。それと入れ替わりに、2005年から続く長寿のリアリティ番組『アメリカン・ダンシングスター』のシーズン28がスタートしている。（海外ドラマNAVI）
Photo:『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』
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