注目のマーベル新ドラマ『Helstrom』のキャストが発表!

ミステリアスでパワフルな連続殺人鬼を父に持つ子どもたちを主人公に、"最悪の種類の人間"を追い詰めていく注目のマーベルコミックス原作の新作ドラマ『Helstrom(原題)』。本作のキャスティングがついに発表された。米Comicbookなどが報じている。

米Huluで2020年に配信予定の本作は、ダイモンとアナ・ヘルストロームの兄妹が主人公。悪魔であるマルドゥク・カリオスと人間の間に生まれた彼らは、ヘルファイアなどの炎の力を持つ。1シーズン全10話構成の本作は、ポール・ズビゼウスキー(『エージェント・オブ・シールド』)がショーランナーを、マーベル・テレビジョンのトップ、ジェフ・ローブが製作総指揮を務める。今回決定したキャストは次の通り。

■トム・オースティン(『グレンチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』)
ダイモン・ヘルストローム役:倫理学の教授と言いながら、実は悪魔払いをしている彼は、世界を救うという幻想は抱いていない。隠された世界との戦いで、悪魔が出現した時は、それらを根絶すると心に決めている。

■シドニー・レモン(『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』)
アナ・ヘルストローム役:アナはオークションハウスを運営しているが、本当の姿は人を傷つけるものを追い詰めること。父親のことでトラウマを背負っている彼女は、父親が戻ってくるのではとひそかに心配している中、父のような人々を世界から抹殺しようとする。

■エリザベス・マーヴェル(『HOMELAND』)
ヴィクトリア・ヘルストローム役:ダイモンとアナの母。現実と空想の両方の悪魔に悩まされ、20年もの間施設で暮らしている。そして子どもたちとの関係を修復したいと願っている。

■ロバート・ウィズダム(『ダークナイト ライジング』)
ケアテイカー役:世話焼きでオカルトの知識が豊富な人物。その知識とアナとの関係を利用し、悪魔を食い止めている。

■ジューン・カーリル(『マインドハンター』)
ドクター・ルイーズ・ヘイスティングス役:信仰心が強く、視野の広い心理学者であり、ヴィクトリアが入所している精神病院のトップ。長年にわたり、ヘルストローム家を見守ってきている。

■アリアナ・ゲラ(『欲望は止まらない!』)
ガブリエラ・ロゼッティ役:論理と信仰のバランスが取れた女性ガブリエラ。バチカンからやって来て、ダイモンとヘイスティングスの手助けをする。彼女はダイモンを含め、できる限り全員を助けたいと思っている。

■アラン・ウイ(『リゾーリ&アイルズ』)
クリス・イエン役:彼はアナのビジネスパートナーで、血の繋がらない兄とも言えるほど仲の良い親友でもある。オークションハウスの経営を手伝っており、アナが必要なことは何でもする。

今回キャストが発表され、ズビゼウスキーは次のようなコメントを発表した。「このような才能豊かなキャストに参加してもらえて、とても幸運に思っています。ドラマチックなサスペンスからコメディ、アクションまで、マーベルが約束するすべての音を奏でられる多面的な俳優たちが必要だと最初から分かっていました。彼らが実際に演じるところを見るのは、とても楽しみです」

またプロデューサーのローブも「マーベル・テレビジョンは、ポール(・ズビゼウスキー)の素晴らしい脚本をさらに豊かにするこのような素晴らしいキャストを配役でき、嬉しく思っております。このキャストたちは、これから起きる素晴らしい"恐怖への冒険"へと皆さんを連れて行ってくれる完璧なメンバーでしょう」とキャストの良さを伝えた。


『Helstrom』の続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『Helstrom』