『SATC』サラ・ジェシカ・パーカーが唱えるプロットが斬新!親友3人は存在していなかった...!?

ニューヨークに暮らすアラサー4人組の恋と友情を描いたドラマ『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)は世界中で大ヒットとなり、映画版が2作も製作されほどだ。そんな人気シリーズで主人公キャリー・ブラッドショーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーが、かなり斬新なプロットセオリーを唱えているという。

豪News.comのインタビューに応じたサラが、キャリーがサマンサとミランダ、シャーロットとの固い絆を描くシリーズについて大胆なセオリーを次のように語った。

「サマンサとミランダ、シャーロットが、本当に存在していたのかどうかわからないって思う時があるの。時々、キャリーは3人をデッチ上げてるの? って思うことがあって。だって毎週キャリーはストーリーを語り、それは彼女の視点だわ。そして、"常"に彼女の見方なのよね。(ファイナルシーズンで)キャリーがパリに行ってパソコンを置いて行った時に、初めて彼女はストーリーを語らなかった。全シリーズを通して初めてよ。少し考えてみて。キャリーは、視聴者が知っているシャーロットとミランダ、サマンサについて語られたパソコンを置いていったの」と、親友3人が、キャリーが創り上げた架空の友だちかもしれないとの自論を展開していた。

しかし、それでもサラは3人がシリーズにおいて欠かせない存在で、「本物だろうが架空であろうが、みんなの友情は喜びの源や絆、人が関わり合う手段として必要だったのよ」と付け加えていた。

2010年に映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』が公開された後、第3作の製作の噂が何度も浮上していたが実現には至っていない。しかし、今年3月にパラマウントTVなどが、『SATC』原作者であるキャンディス・ブシュネルの近刊書「Is There Still Sex in the City?(原題)」のTV化権を獲得したことを発表。ニューヨークを舞台に50代以上の女性の友情、恋愛、セックスを物語ったノンフィクションで、『SEX AND THE CITY』とはキャラクターも設定も異なる作品となるが、ドラマ化が実現したらシリーズのファンにとっては嬉しいニュースになりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『SEX AND THE CITY』 (C)2014 Home Box Office,Ink.All rights reserved.HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office,Inc.