"早出し"の弊害?アメリカ人気ドラマランキング、『ウォーキング・デッド』が不名誉な記録を更新

全米視聴率ランキングのトップ10(ニールセン調べ)が発表された。9月30日(月)からの週のケーブル(有料放送)の順位は以下の通り。

1.『NFL REGULAR SEASON (CINCINNATI/PITTSBURGH)』(ESPN)
2.『MONDAY NIGHT KICKOFF』(ESPN)
3.『MLB WILDCARD (BREWERS/NATIONALS)』(TBS)
4.『ウォーキング・デッド』(AMC)
5.『MLB WILDCARD (TAMPA BAY/OAKLAND)』(ESPN)
6.『COLLEGE FOOTBALL PRIME (GEORGIA/TENNESSEE)』(ESPN)
7.『RACHEL MADDOW SHOW』(MSNBC)
8.『HANNITY』(FOX NEWS CHANNEL)
9.『HANNITY』(FOX NEWS CHANNEL)
10.『TUCKER CARLSON TONIGHT』(FOX NEWS CHANNEL)

10月6日(日)に始まった『ウォーキング・デッド』シーズン10は4位スタート。視聴者数400万人という数字は、同日放送されたものとしては最も高いが、前シーズンの初回から34%ダウン。同作のシーズン初回としては過去最少を記録した。またシリーズ全体としても、シーズン9の第15話(415万人)をさらに下回り、最少記録を塗り替えてしまっている。ただし、これには放送局のAMCが始めた新サービス、これまでの放送日より一日早い形ではなく、追加料金を払えば1週間前から見られる早出し施策を実施したことも影響しているだろう。

そんな『ウォーキング・デッド』のキャストやスタッフが舞台裏を語るトーク番組『トーキング・デッド』も、ノーマン・リーダス(ダリル役)やメリッサ・マクブライド(キャロル役)、ジェフリー・ディーン・モーガン(ニーガン役)らが出演していたにもかかわらず、視聴者数162万人と寂しい結果に。ただしシーズン1を下回ることはなく、最低記録更新は免れた。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
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