ドキュメンタリーとドラマが融合した新感覚英国ヒストリー『ヘンリー8世と6人の妻たち』が独占日本初放送

歴史上有名なヘンリー8世の6人の妻たち。その本当の姿とは―。英BBCが贈るドキュメンタリーとドラマが融合した新感覚ヒストリー『ヘンリー8世と6人の妻たち』が、スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。

歴史的文書に記されており、すべて真実の物語。ヘンリー8世の妻として生き抜こうとした捨てられた妻、愛人、耐える女性、器量が悪い女性、尻軽な女性、献身的な良妻―、愛、喪失、そして裏切りが入り乱れる王室を妻たちの視点から描く本作。

時は、16世紀(1510年)。恋愛結婚したヘンリー8世と1人目の妻キャサリンは"前進あるのみ"の夫婦で、結婚における彼らの使命は王朝を永続させることだった。ヘンリーはテューダー朝第2代の王であり、父から継いだ国はまだ若く不安定だったことから、正統な後継者を残し、国の平和を築かなければならないという重圧が彼と王妃キャサリンにのしかかっていた。しかし、1人目、2人目と子を亡くし、夫婦は失意の底に。キャサリンは子を産めないという噂が宮殿に流れ、王妃にふさわしくないと思う者が現れ始めるのだった。

一方で、ヘンリーの治世では何度も戦争があり、遠征に行くことも多く、不在中はキャサリンに国を切り盛りさせていた。賢い彼女は国民にも人気がある王妃であったが、女の子しか産めず後継ぎには恵まれなかったため、耐えかねたヘンリーはついに他の女性に手を出す。人生を王室に捧げたキャサリンは、王妃の座を維持するためにヘンリーと闘うことを決意するのだった...。

本作は、単なる歴史番組でもドラマでもなく、ドラマとドキュメンタリーが融合した新しいスタイル。プレゼンターを務めるルーシー・ウォースリーは、オックスフォード大学の古代史、現代史の学士号を取得し、歴史家・作家。「ヘンリー8世が最初の妻と離婚したのは、王妃がしつこく彼を苛々させたからだと思っている人もいるかもしれないが、この番組を観て驚くだろう」と語る。

また、これまで撮影することができなかったヘンリー8世と妻たちの手紙が本作で公開されている。

ヘンリー8世の青年期をスコット・アーサー(『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』)が演じ、老年期をリチャード・ライディングス(『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』)が扮する。そして王室を妻たち、最初の王妃キャサリン役にパオラ・ボンテンピ(『リムジン LIMOUSINE』)、愛人アン・ブーリン役にクレア・クーパー(『ナイトフォール -悲運の騎士団-』)、3番目の"耐える妻"ジェーン・シーモア役のエリー・コンドロン(『ラブ、デス&ロボット』)、4番目の妻アン・オブ・クレーヴズ役のレベッカ・ダイソン=スミス(『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』)、5番目の妻キャサリン・ハワード役のローレン・マックイーン(『Hollyoaks(原題)』)、最後の妻で献身的な良妻キャサリン・パー役でアリス・パッテン(『ダウントン・アビー』)が出演する。

これまでの定説とは異なり、妻たちの視点から捉えた『ヘンリー8世と6人の妻たち』は、2020年1月12日(日)25:00よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)

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『ヘンリー8世と6人の妻たち』(c) Wall To Wall South Ltd MMXVII