『SUPERGIRL』メリッサ・ブノワ、家庭内暴力を受けていたという衝撃の告白

米CWのDCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』に主演するメリッサ・ブノワが、突如としてSNSで家庭内暴力を受けていたという衝撃の告白をした。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

自身のInstagramに14分間にわたる動画を投稿したメリッサは、その人物が誰であるか名前は明かさなかったが、過去にパートナーの関係にあった年下の男性から暴力されたという。

そのパートナーは嫉妬深く、メリッサのスマホなどをチェックして心理的に操り、彼女が身に着けるファッションを批判したり、他の男性と話をしてほしくないなどと告げ、その恋愛関係が次第に仕事に影響し始めたという。撮影でキスシーンやラブシーンを演じてほしくないと言われ、彼を傷つけたくないばかりにメリッサはオーディションや仕事の依頼を断り、友だちとも付き合えなくなってしまった。

最初はパートナーの嫉妬や束縛、心理的な操作だけだったが、一度顔に飲み物を投げつけられてから暴力がエスカレートし始め、激しく殴られたり髪をつかまれて地面を引きずり回されたり、首を絞められらたこともあったと明かす。

長い間、メリッサは家庭内暴力を経験していることを明かせずにいたが、顔を殴られて眼球の虹彩が傷つき鼻を折られて緊急救命室に運び込まれたことを機に、パートナーから去る決心がついたと述べた。

メリッサの衝撃の告白を知った『SUPERGIRL』の製作総指揮グレッグ・バーランティとサラ・シェクターもショックを受けた模様で、メリッサにサポートを申し出ていた。シェクターは、「メリッサ・ブノワは、私生活でも仕事でもヒーローです。彼女は並外れた女性で、彼女のそばにいられることを誇りに思っています。メリッサの勇気と強さを称え、彼女の素晴らしく正直な行動が、他の人々が声を上げて安全と支援を求める励ましになることを願い、私たちもサポートに加わりたいと思います」とツイートした。

壮絶な体験をしたメリッサだが、今年9月には『SUPERGIRL』の共演者でモン=エルを演じるクリス・ウッドと結婚し、幸せいっぱいの様子。これからもメリッサが、公私ともに安全で幸せな毎日を送れることを願いたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:メリッサ・ブノワ (c)NYKC