ホラーの帝王スティーヴン・キングの長編小説「リーシーの物語」をApple TV+がドラマ化するシリーズに、『アメイジング・スパイダーマン2』で主人公ピーター・パーカーの親友ハリー・オズボーンを演じたデイン・デハーンが新キャストとして加わることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『Lisey"s Story(原題)』というタイトルのドラマ版の主人公は、有名作家だった夫スコットを2年前に亡くしたリーシー。悲しみにくれながらリーシーが夫の遺品の整理をしていると、夫が何かを自分に知らせようと「道しるべ」を遺品に忍ばせていたことに気づく。一体、スコットは何を知らせようとしているのか? 頻発する謎と怪事のさなか、スコットの未発表原稿を狙うストーカーが身辺に出現し始め、その魔の手はリーシーにも忍び寄る...というストーリー。
デインはスコットの大ファンであるジム・ドーリーを演じ、どうしてもスコットの未発表作を世界に送り出したいと強く願っているという役どころ。
リーシー役に、映画『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアを迎え、スコット役には20世紀を舞台にした医療ドラマ『The Knick/ザ・ニック』に主演していたクライヴ・オーウェンが扮する。
全8話となる本作の脚本はキングが担当し、キングとジュリアン、そして『11.22.63』と『キャッスルロック』でキングとタッグを組んだヒットメーカーのJ・J・エイブラムスらが共同製作総指揮を務める。パブロ・ラライン(『ナチュラルウーマン』)がメガホンを取る予定。
デインは、青春映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』でジェームズ・ディーンを演じて注目され、『欲望のバージニア』や『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』などに出演して主に映画界で活躍。最近は、Amazon Prime Videoのオリジナル・ドラマシリーズ『ZeroZeroZero(原題)』に出演し、新作映画『ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー』では米西部開拓時代のアウトロー、ビリー・ザ・キッド役で主演している。
新たにデインがキャストに加わった『Lisey"s Story(原題)』の配信開始日は、現時点では未定。(海外ドラマNAVI)
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デイン・デハーン (c)JHMH/FAMOUS