短編主義のQuibi×巨匠リドリー・スコット=画期的なホラー作品の誕生!?

『エイリアン』『ブレードランナー』などの名作映画で監督を務めたほか、プロデューサーとして『NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル』『グッド・ワイフ』『高い城の男』『ザ・テラー』といったドラマをヒットに導いているリドリー・スコット。そんな彼が、短編専門の動画配信サービスQuibiにて新作ドラマシリーズ『CURS_R(原題)』を製作することが明らかとなった。

『マスケティアーズ/三銃士』『ニュー・トリックス ~退職デカの事件簿~』『Uボート ザ・シリーズ 深海の狼』といったドラマで知られるサイモン・アレンが脚本を手掛ける本作の主人公は、破産した女子学生。彼女は10万ドル(約1096万円)の賞金を求めて1980年代のサバイバルがテーマの危険なコンピューターゲームに挑戦するが、予想もしなかったような恐ろしい出来事が相次ぎ、自分の命が脅かされていることに気がつく...というストーリーだ。

アレンと組んで短編ホラー映画を製作してきたトビー・ミーキンスが監督を務める。スコットとアレンは製作総指揮に名を連ねる。

Quibiは、アニメ映画『シュレック』シリーズのプロデューサーとして知られるジェフリー・カッツェンバーグが設立した動画配信サービス。あまりTVを見る時間がない人に特化したプラットフォームで、どの番組も一話が7~10分という短さになり、2020年4月6日(月)にサービス開始予定だ。

今回の発表を受けて、スコット監督は以下のように語った。「Quibiのように画期的なフォーマットを含め、様々なコンテンツを紹介できるプラットフォームが数多く存在している現代は、フィルムメイカーにとって特別な時代だ。ジェフリー・カッツェンバーグと彼のQuibiチーム、そして才能にあふれたトビーやサイモンと協力して、ホラージャンルにおいて新たな限界を打ち破るであろうシリーズを製作することを非常に楽しみにしているよ」

ロンドンに居を置く製作会社、Anton社のセバスチャン・レイバウドCEOは、「サイモンとトビーは素晴らしく才能のあるフィルムメイカーであり、ホラージャンルの短編映画で成功を収めています。(スコットの製作会社である)Scott Free ProductionsとStigma Films、そしてQuibiのチームは、この作品が素晴らしいものになると確信しています」と述べている。

本作の具体的な配信時期やキャスティングは現時点では決まっていない。続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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これまでに監督として約50作、プロデューサーとして約130作を手掛け、82歳になっても制作意欲の衰えないリドリー・スコット
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