リバイバル版『ビバリーヒルズ再会白書』、最高視聴率を獲得するもシーズン1で打ち切られた裏事情とは?

『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のリバイバル版となる『ビバリーヒルズ再会白書』は、オリジナル版で輝いていたキャストたちのその後を追ったコメディ・ドラマ。米FOXにて昨年8月に放送開始され、そのプレミアが同局における夏の新作ドラマで最高視聴率を記録していながら、リバイバル版がシーズン1でキャンセルになった理由について、FOX社長が事情を明かしていることがわかった。米TV Lineが報じている。

『ビバリーヒルズ再会白書』は、オリジナルキャストがおなじみのキャラクター、ブランドンやブレンダ、ケリーとして登場するのではなく、キャスト本人の実生活をドラマ仕立てにした内容となっている。

リバイバル版がシーズン2へ更新されたなかった理由について、FOXエンターテイメントのマイケル・ソーン社長は次のように答えている。

「メタ的な何かと長期的に発展してきた作品を、同時に維持することは信じられないほど難しいのです。常に私たちは、リバイバル版をイベントとして思い描いていました...。そこで、ファンが愛するキャストたちのその後を伝え、番組の遺産を称えるためにまったく異なる何かをする短期的なイベントにしたいと考えていたんです」と述べ、もともと更新を目的に製作した作品ではないと明かしていた。

6話で構成された『ビバリーヒルズ再会白書』のプレミア放送の視聴率は高かったが、毎エピソードごとに数字が落ちていき、最終話の視聴者数はわずか190万人でレーティングは0.7となり、思ったような結果が出せなかったことも打ち切りに関係していたのかもしれない。

リバイバル版にカムバックした主要キャストは、ジェイソン・プリーストリー(ブランドン・ウォルシュ役)、シャナン・ドハティ(ブレンダ・ウォルシュ役)、ジェニー・ガース(ケリー・テイラー役)、アイアン・ジーリング(スティーブ・サンダース役)、ブライアン・オースティン・グリーン(デビッド・シルバー役)、トーリ・スペリング(ドナ・マーティン役)、ガブリエル・カーテリス(アンドレア・ザッカーマン役)の6人。本家のシーズン2でブランドンのガールフレンド、エミリー・バレンタインを演じていたクリスティーン・エリスも数話にわたり登場した。

『ビバリーヒルズ再会白書』は12月よりHuluにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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