【速報】『ベター・コール・ソウル』がシーズン6で終了!

大人気ドラマ『ブレイキング・バッド』のスピンオフである『ベター・コール・ソウル』が、シーズン6への更新発表と同時に、シリーズフィナーレとなることが明らかになった。米Varietyほか複数のメディアが報じている。

現地時間の1月16日(木)、TV批評家協会の冬のプレスツアーにて、『ベター・コール・ソウル』のショーランナーであるヴィンス・ギリガンとピーター・グールドによって幕を閉じることが発表された。

グールドは、「『ベター・コール・ソウル』の初日から、私の夢は複雑で妥協したヒーロー、ジミー・マッギルの完全な物語を伝えることでした。現在、AMCとソニーはその夢を実現させています。私たちはこの旅を可能にしてくれたファンと批評家に感謝しています。来月、私たちはファイナルとなるシーズン6の製作を開始します。完結に向け最善を尽くします」とコメントした。

『ベター・コール・ソウル』は、"21世紀最高のTVドラマ"との呼び声が高い『ブレイキング・バッド』のスピンオフ作品として2015年に米AMCで放送開始。ボブ・オデンカークが演じる"犯罪弁護士"ソウル・グッドマンの誕生秘話を描き、本家同様に人気を博している。ファイナルとなるシーズン6は全13話となり、2021年に放送予定。

この発表に対し、AMCスタジオのサラ・バーネット社長は、「TV史上もっとも象徴的なシリーズの一つに続編を製作することは、AMCにとってこれまでに行った最も大胆な事の一つです。しかし、クリエイティブな天才ヴィンス・ギリガンとピーター・グールドのおかげで価値のあるものとなりました」と述べた。

同作の終了については、昨年本家から引き続きガス・フリング役で出演しているジャンカルロ・エスポジートが「シーズン6が、シリーズを終わらせるのに丁度良いんじゃないかな」と語っており、この発言が現実となった形だ。

今後のシリーズについてギリガンとグールドの二人は、昨年12月にNetflixで配信された本家『ブレイキング・バッド』の続編となる映画版『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』が人気を博したことから、両作品の世界を続けるのかと問われたギリガンは「おそらくない」とコメントし、断言はしなかった。

またこのプレスツアーで、2月23日(日)に米AMCでスタートするシーズン5に、本家からDEAの捜査官ハンク・シュレイダー役のディーン・ノリスと、ハンクの同僚ゴメス役のスティーヴン・マイケル・ケサダが出演することが発表された。さらに二人は昨年12月に78歳で亡くなったエド役のロバート・フォスターに敬意を表し、今後登場させることも明らかにした。

20200117-00000006-dramanavi-1-00-view.jpg

『ベター・コール・ソウル』は、日本ではシーズン1~4がNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『ベター・コール・ソウル』(c) 2017 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved./(c)Ursula Coyote/Sony Pictures Tele