米Starzのドラマ『アメリカン・ゴッズ』で2シーズンにわたりミスター・ナンシーことアナンシを演じていたものの、不当な理由で解雇されたと主張しているオーランド・ジョーンズ。彼が、大ヒット映画シリーズ『バッドボーイズ』のドラマ版となる『L.A."s Finest(原題)』のシーズン2に出演することが分かった。米Deadlineが報じている。
日本でもシリーズ最新作『バッドボーイズ フォー・ライフ』が公開中の映画版は、ウィル・スミスとマーティン・ローレンス演じるマイク&マーカスの刑事コンビが活躍する人気作。1995年の1作目に続き、2003年に2作目が、そしてこの度、17年ぶりに3作目が発表された。
米Spectrumによる『L.A."s Finest』は、そんな主役の二人を"ボーイズ"から女性に変え、映画版の2作目『バッドボーイズ2バッド』に登場していたマーカスの妹であるシドニー・バーネット刑事(『チアーズ!』のガブリエル・ユニオン)とナンシー・マッケンナ刑事(『シン・シティ』のジェシカ・アルバ)がタッグを組み、ロサンゼルスにはびこる悪に立ち向かっていく姿が描かれる。ガブリエルとジェシカは主演の他、製作総指揮も担当している。
そのシーズン2でオーランドが演じるのは、ロサンゼルス警察にある監察課のベテラン刑事マーショーン・デイヴィス。ある捜査が致命的な結果になった後にシド(シドニー)に尋問するために登場した彼は、シドのことを疑うようになるという設定だ。
オーランドにとって、『L.A."s Finest』は『アメリカン・ゴッズ』を降板して以来、最初の仕事となる。『アメリカン・ゴッズ』降板をめぐり、本人は人種的な偏見が理由でシーズン3の製作開始前に解雇されたと主張したが、製作会社の Fremantle側はそれを否定し、シーズン3の内容を受けて彼の契約を更新しなかっただけだと釈明していた。
オーランドは、ミステリードラマ『スリーピー・ホロウ』で2シーズンにわたりフランク・アーヴィング警部を演じたほか、『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』『ゴースト ~天国からのささやき』『CSI:マイアミ』といった人気ドラマにゲストとして参加。『エボリューション』『悪いことしましョ!』などの映画ではコミカルな演技を披露していた。
オーランドが新しくキャストに加わる『L.A."s Finest』シーズン2は、米Spectrumにて2020年に放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)
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『バッドボーイズ フォー・ライフ』
『アメリカン・ゴッズ』
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