米CWのDCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』でダクサムの王子であるモン=エルを演じたクリス・ウッドが、米ABCが製作するリブート版『ナイスサーティーズ』に出演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
『ナイスサーティーズ』は、1987年からABCにて4シーズンにわたり放送されたドラマシリーズで、ペンシルバニア州フィラデルフィアに暮らす30代の男女7人の結婚生活や友情が描かれる。
『thirtysomething(else)(原題)』と題されたリブート版は、オリジナル版の主要キャラクターの成長した子どもたちが主人公となる続編シリーズとなる。成長した子どもたちに親が手こずるだけでなく、子どもたちも親の面倒に四苦八苦する展開となるようだ。
クリスが演じるキャラクターは、マイケル(ケン・オリン『ブラザーズ&シスターズ』)とホープ(メル・ハリス『女検察官アナベス・チェイス』)の息子レオ・ステッドマン。父親のような大物になると決意したハンサムで魅力的なレオは、途中で手抜きをして集中力と最後までやり抜く行動力が欠いたせいで、彼の才能と大きな計画が花咲くまでの道のりが滞ってしまうという役柄。
またクリスと同じく『SUPERGIRL』に出演しているオデット・アナブル(サマンサ・アリアス/レイン役)が、彼が演じるレオの姉ジェニー役で登場することを米Hollywood Reporterが伝えた。
Odette Annable (@OdetteAnnable) is set to star in ABC"s "Thirtysomething" sequel as Janey Steadman, the daughter of Hope (Mel Harris) and Michael (Ken Olin) https://t.co/bYX7DtTr7t
-- The Hollywood Reporter (@THR) February 12, 2020
オリジナル版でクリエイターを務めたマーシャル・ハースコヴィッツとエドワード・ズウィックがパイロット版の脚本を手掛け、ズウィックは監督も兼任。また、リブート版にはケン・オリンとメル・ハリスをはじめ、ティモシー・バスフィールド(『パーセプション 天才教授の推理ノート』)やパトリシア・ウェティグ(『ブラザーズ&シスターズ』)らオリジナル版に出演したキャストがゲストとしてカムバックする予定。
『SEX AND THE CITY』の前日譚『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』のアダム・ウィーヴァー役で注目されたクリスは、CWの大ヒット恋愛ホラードラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』でジェミニ(双子という意味)魔女団のトップになるために、双子の妹ジョーを襲い、他の兄弟姉妹を殺害し追放された過去を持つ邪悪なカイ・パーカーを演じた。同役では現在全米で放送中の同シリーズの2本目のスピンオフとなる『レガシーズ』シーズン2にカムバックを果たした。
My, my, my... look who"s back on your screens tonight on @cwlegacies? MISCHIEF! MAYHEM! MIC DROPS! MAYONNAISE! MICRODERMA--wait what were talking about pic.twitter.com/L37qic6iEJ
-- Chris Wood (@CHRIStophrWOOD) February 6, 2020
リブート版『ナイスサーティーズ』に出演する新キャストや放送開始日などの詳細が分かり次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:クリス・ウッド/『レガシーズ』公式Twitterより