映画『ハンガー・ゲーム』シリーズのフィニック・オデイル役で知られ、英国時代劇ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』などにも出演しているサム・クラフリン。イケメン俳優の彼が、米Amazon製作によるロック音楽ドラマ『Daisy Jones and the Six(原題)』に出演することがわかった。米Hollywood Reporterが報じている。
米作家テイラー・ジェンキンス・リードによる同名小説のドラマ化となる『Daisy Jones and the Six』は、1970年代を舞台に架空のロックバンドの栄枯盛衰を描く全12話となるシリーズ。
サムは、ロックバンドThe Sixのカリスマ的なフロントマンであるビリー・ダンを演じる。バンドメンバーと作曲パートナーであるデイジーに対する彼の感情が複雑になったことで、彼の人生のあらゆる面がひっくり返る危険が及ぶようになるという。
デイジー役にキャスティングされているのは、エルヴィス・プレスリーの孫娘で、ドラマ『ガールフレンド・エクスペリエンス』やミステリー映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』で好評を博したライリー・キーオ。
本作のショーランナーは、ニューヨーク・フィルハーモニーを舞台にしたAmazonの音楽コメディドラマ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』で、製作総指揮を務めたウィル・グレアム。グレアムはまた、女優でプロデューサーとしても活躍するリース・ウィザースプーン(『ビッグ・リトル・ライズ』)、ローレン・ノイスタッター(『ビッグ・リトル・ライズ』)、ブラッド・メンデルソーン(『リム・オブ・ザ・ワールド』)とともに製作総指揮も兼任する。
監督には、今年公開予定の実写映画『ムーラン』でメガホンをとるニキ・カーロが務め、スコット・ノイスタッター(『夜が明けるまで』)とミヒャエル・ウェバー(『未来を乗り換えた男』)、原作者のリードがプロデューサーに名を連ねている。
イギリス出身のサムは、恋愛映画『世界一キライなあなたに』で四肢麻痺になった実業家の青年を演じ、『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラークと共演。その他にもロマンチック映画『あと1センチの恋』や『人生はシネマティック!』などに出演し、『スノーホワイト』ではウィリアム王子役に扮し、主に映画界で活躍している。
サムが主演する『Daisy Jones and the Six』の配信日は現時点では未定で、新たな情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:サム・クラフリン (c)JW/Famous