名作『グーニーズ』をモチーフにした新作ドラマが製作へ！リチャード・ドナー監督も参加

米FOXが、宝の地図を見つけた子どもたちが冒険を繰り広げる1985年の大ヒット映画『グーニーズ』をモチーフにした新作ドラマを製作し、映画でメガホンを取ったリチャード・ドナー監督も参加することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

ある日、海賊が隠したという宝の地図を見つけた少年たちが、その財宝を探して冒険を繰り広げる『グーニーズ』には、ショーン・アスティン、ジョシュ・ブローリン、キー・ホイ・クァン、コリー・フェルドマン、ケリー・グリーン、マーサ・プリンプトンら当時の若手スターが多数出演していた。

今回パイロット版の製作が決まったタイトル未定の新作ドラマの主人公は、ニューヨークで芽が出ずに自動車生産業が伸び悩む故郷に戻ってきたステラ・クーパー。大きな秘密を抱えたまま地元で代理教師を務めることになったステラは、映画監督を夢見る生徒3人がお気に入りだという映画『グーニーズ』をカットごとに再現する野心的なプロジェクトに協力することになり、その過程で生徒たちに感化され、希望や救いを見出していくという。

ドナー監督のほか、彼の妻でプロデューサーのローレン・シュラー・ドナー（『X-MEN』シリーズ）、スティーヴン・スピルバーグ率いる製作会社Amblin Televisionのジャスティン・ファルヴェイ（『BULL／ブル　法廷を操る男』）、ダリル・フランク（『ジ・アメリカンズ』）、ゲイル・バーマン（『バフィー～恋する十字架～』）が製作総指揮を担う。『NYガールズ・ダイアリー　大胆不敵な私たち』でクリエイターを務めるサラ・ワトソンがパイロット版の脚本を手掛け、プロデュースも兼任する。

ドナー監督も携わるこのプロジェクトでは『グーニーズ』が大きくフィーチャーされると見られており、同作のファンにとって見逃せない作品となりそうだ。これまでに同映画はテレビゲームやレゴのおもちゃになっており、2014年には続編映画が進行中だとドナー監督が発言していた。この続編には映画でマウスを演じたコリー・フェルドマンと主題歌を担当したシンディ・ローパーが出演するようだが、現時点での進行状況は不明だ。（海外ドラマNAVI）