本日2月19日(水)、2019年に発売されたブルーレイソフトの中で最も優れた作品を表彰する、第12回「日本ブルーレイ大賞」の授賞式が都内で行われ、全受賞作が発表された。
映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン」(以下、DEGジャパン)が開催している同授賞式。グランプリに輝いたのは、カテゴリー部門映画賞(洋画)受賞作品でもあり、世界中に再びクイーン旋風を巻き起こした大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』。準グランプリは、クオリティ部門高画質賞(Ultra HDブルーレイ)を受賞した『ライオン・キング』と、カテゴリー部門TVドラマ賞を受賞した『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』の2作品が獲得している。堀田真由が選んだアンバサダー特別賞は、『アリー/スター誕生 4K ULTRA HD & ブルーレイセット』に贈られた。
受賞結果は以下の通り。
<第12回「日本ブルーレイ大賞」全受賞作品一覧>
・グランプリ...『ボヘミアン・ラプソディ』
・準グランプリ(2作品)...『ライオン・キング』『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』
・審査員特別賞...『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス 完全数量限定 LPジャケット版 Blu-ray&DVD 2枚組』
・アンバサダー特別賞...『アリー/スター誕生 4K ULTRA HD&ブルーレイセット』
【クオリティ部門】
・高画質賞(ブルーレイ)...『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 エクステンデッド版ブルーレイセット』
・高画質賞(Ultra HDブルーレイ)...『ライオン・キング 4K UHD MovieNEX』
・高音質賞(ブルーレイ)...『アリー/スター誕生』
【カテゴリー部門】
・映画賞(洋画)...『ボヘミアン・ラプソディ』
・映画賞(邦画)...『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
・TVドラマ賞...『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』
・アニメ賞(洋画)...『スパイダーマン:スパイダーバース』
・アニメ賞(邦画)...『鬼滅の刃 1』
・音楽賞...『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』
・ノンジャンル賞...『4K 夜景 2 TOKYO HDR NIGHT』
なお、グランプリを獲得した『ボヘミアン・ラプソディ』の評価ポイントは以下の通り。「本作の市場性は文句なしに抜群。社会現象にもなった劇場でのヒットの影響がパッケージメディアにも及んだのは特筆すべきことであり、劇場で観た感動を家でも体験するという流れを作ることに貢献した。クオリティの面においても画質的な良さ、特にHDRが良く効いており、色表現によって編年体の物語が語られる制作意図が鮮やか。音も臨場感豊かだった(Ultra HDブルーレイはDolby Atmos)。本編では観られないライヴ・エイドのフルのパフォーマンスを楽しめる点も評価したい。クイーンを知らない若い世代をもファンにさせてしまった意味でも、クオリティ、市場性含めまさにグランプリにふさわしい作品である」
準グランプリ『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』の評価ポイントは、「一話あたり映画が一本撮れるほどの予算を投じてメジャースタジオで制作されただけに、まさに映画並みのクオリティ。その映像と音は、ホームシアター環境を整えて万全の態勢で観るにふさわしい作品と言えよう。ようやく最終章に辿り着いたという万感の思いも込めて準グランプリに。日本でも4K Ultra HD版の最終章がリリースされることを期待したい」となっている。
もう一つの準グランプリ『ライオン・キング』などの評価ポイントは、公式サイト(http://www.deg-japan.jp/award/index.html)でご確認を。審査員イチオシ作品はこちら(http://www.reflect.jp/clients/deg-japan/award/12th_recommend.html)から見ることができる。(海外ドラマNAVI)
Photo:
第12回「日本ブルーレイ大賞」ロゴ
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ライオン・キング』
『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』