ラッセル・クロウ主演の実録ドラマ『ザ・ラウデスト・ボイス―アメリカを分断した男―』が日本初放送

第77回ゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ/テレビムービー部門主演男優賞受賞。映画『グラディエーター』でオスカー俳優となったラッセル・クロウが主演を務める衝撃の実録ドラマ『ザ・ラウデスト・ボイス―アメリカを分断した男―(原題:The Loudest Voice)』が、WOWOWプライムにて日本初放送。

本作は、米Showtimeで昨年6月から8月にかけて放送されたリミテッドシリーズ。米ニュース専門TV局"FOXニュース"の初代CEOとして絶大な権力を握りながら、セクハラ問題で辞任したロジャー・エイルズを通してアメリカ社会を描く。米New York誌の記者ガブリエル・シャーマンによるベストセラー「The Loudest Voice in the Room」を原作とし、現在公開中の映画『スキャンダル』で綴られるエイルズによる女性キャスターへのセクハラ事件も登場。アメリカ現代社会を読み解く鍵となる人物の実録ドラマだ。

1995年、差別的暴言によりCNBC局(後のMSNBC局)を解雇されたエイルズは翌年、ルパート・マードックが立ち上げる"FOXニュース"で初代CEOとなる。だがエイルズは、ニュースはジャーナリズムではなくショーだと考え、全米各地で暮らす保守的視聴者たちを、時にはフェイクニュースを使ってまで扇動していく。

そして2001年9月、アメリカ同時多発テロ事件を受け、エイルズはその姿勢をさらに徹底させることで、"FOXニュース"を老舗"CNN"より人気が高いニュース専門局にすることに成功。エイルズは経済界の大物、現米大統領のドナルド・トランプをも動かし政治的影響力を強める。セクハラ・パワハラも繰り返しながら...。

ラッセルが演技だけでなく外見もエイルズになりきった本作。その他、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラー(べス・エイルズ役)、『ジプシー』のナオミ・ワッツ(グレッチェン・カールソン役)、『テッド』『宇宙探査艦オーヴィル』のセス・マクファーレン(ブライアン・ルイス役)、『ピーキー・ブラインダーズ』のアナベル・ウォーリス(ローリー・ルーン役)、『裏切りのサーカス』『カーニバル・ロウ』のサイモン・マクバーニー(ルパード・マードック役)、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のアレクサ・パラディノ(ジュディ・ラテルザ役)らが出演する。

『ザ・ラウデスト・ボイス―アメリカを分断した男―』放送情報

WOWOWプライムにて(全7話)
4月11日(土)&12日(日)13:00スタート [二][字][第1話無料放送]

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WOWOWシネマにて4月10日(金)15:00放送

(海外ドラマNAVI)

Photo:

『ザ・ラウデスト・ボイス―アメリカを分断した男―』 (C) 2019 "The Loudest Voice" Showtime Networks Inc. All rights reserved.



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