『ダ・ヴィンチ・コード』ドラマ版、若きラングドン役が決定

ダン・ブラウンのベストセラー小説をトム・ハンクス(『フォレスト・ガンプ/一期一会』)主演で映画化し、世界的な大ヒットとなった『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ。その主人公ロバート・ラングドンの若かりし頃を描くドラマ版が米NBCで製作されると以前お伝えしたが、この度主演が決定した。米TV Lineなどが報じている。


主人公の名前がそのままタイトルとなっている本作『Langdon(原題)』でラングドンを演じるのは、『サバイバー:宿命の大統領』のピーター・マクリーシュ役や『ザ・コード』のジェシー・バンクス役、『キング・オブ・メディア』のネイト・ソフレイリ役などで知られるアシュリー・ズーカーマン。カリフォルニア出身の36歳だ。映画版で同役を演じたトムはシリーズ1作目公開時に49歳だったので、新たなラングドンは10歳以上若返ることになるかもしれない。

この前日譚ドラマでは、小説シリーズの3作目「ロスト・シンボル」が原作となる予定。原作では「ダ・ヴィンチ・コード」の数年後という設定だが、ドラマ版はラングドンの若き姿を中心に描かれるという。ハーバード大学の宗教象徴学の権威であるラングドンが、恩師の誘拐事件をきっかけに、世界にはびこる陰謀と立ち向かうことになるというストーリーだ。

脚本とショーランナーを担当するのは、ダン・ドウォーキンとジェイ・ビーティー『クリミナル・マインド FBI行動分析課』『リベンジ』)。長年コンビを組んできた二人は、映画シリーズ3作を手掛けたロン・ハワード監督やプロデューサーのブライアン・グレイザーとともに製作総指揮も担う。第1話でメガホンを取るのはダン・トラクテンバーグ(『ザ・ボーイズ』『ブラック・ミラー』『10 クローバーフィールド・レーン』)。

ラングドンの小説シリーズはこれまでに「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」「ロスト・シンボル」「インフェルノ」「オリジン」の5冊が発表され、2006年に『ダ・ヴィンチ・コード』、2009年に『天使と悪魔』、2016年に『インフェルノ』がいずれもトム主演で映画化されている。トムのイメージの強いラングドンの若かりし頃をアシュリーがどう演じるのか見ものだ。(海外ドラマNAVI)

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『天使と悪魔』のラングドン教授
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