Netflix『ロスト・イン・スペース』ファイナルとなるシーズン3に更新

1960年代の名作SFアドベンチャードラマ『宇宙家族ロビンソン』を壮大なスケールで復活させたNetflixオリジナルドラマ『ロスト・イン・スペース』。昨年末よりシーズン2の配信が始まった本作だが、この度シーズン3への更新が決定し、同時にこれがファイナルとなることも発表された。米TV Lineが報じている。

現地時間の3月9日(月)、本作ショーランナーで製作総指揮のザック・エストリン(『見えない訪問者 〜ザ・ウィスパーズ〜』)が、以下のように語っている。

「当初から、このロビンソン一家の物語は3部作だと考えていました。本作のキャラクターが各エピソードを生き延びようとしていく中で、ウィル、ペニー、ジュディ、モーリーン、ジョン、ドン・ウェスト、スミス博士、ロボット、鶏のデビーは、次のミッションの前に一息つくべきです。本作の現在の章はとんでもない結末ではありますが、今はNetflixの友人と新しいストーリーを探求し続けること、そしてこれから先にある信じられないほどの可能性にワクワクしています」

このように述べたエストリンは、Netflixと新作を製作する契約を結んでいる。また、Netflixオリジナルシリーズ部門のディレクターであるテッド・ビアセッリは、「『ロスト・イン・スペース』は伝説となるようなエンディングを迎えます。シーズン3がどのように幕を閉じるのか、家族である視聴者の皆さんにお見せする日が待ちきれません」と答えた。

『ロスト・イン・スペース』の舞台は、宇宙への入植が現実のものとなった30年後の未来。より良い生活を求めて宇宙へ旅立つロビンソン一家が、予期せぬ数々なトラブルに見舞われながらも、力を合わせて困難に立ち向かう様子を描いている。

以前、製作総指揮のマット・サザマ(『キング・オブ・エジプト』)が、本作の製作、結末などについて、「我々クリエイターチームは、モノクロ時代の、オリジナル版の雰囲気をそのまま引き継がないといけないと思いました。シーズン1ではそうしたつもりです。ロビンソン一家の物語が永遠に続くことは目に見えています。ですが、我々が加えたかったロボットなどが絡んだこの物語の結末は、すでに決めてあるのです」と、始めから終わりが見えていたことを話している。

また、脚本家のバーク・シャープレス(『パワーレンジャー』)も更新が決定する前に、シーズン3用の脚本を書き始めていることを公表していた。気になるシーズン3の配信は、現時点では2021年と予定されている。『ロスト・イン・スペース』シーズン1~2はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ロスト・イン・スペース』©Courtesy of Netflix