必読!『HOMELAND』ファイナルを楽しむために押さえたい3つのポイント

「対テロ戦争」という題材を通して、現代のアメリカ、そして国際社会にはびこる根深い問題を掘り下げる米Showtimeの人気スパイ・スリラー『HOMELAND』。その最終シーズンとなるシーズン8が、いよいよ3月24日(火)よりFOXチャンネルにて日本独占・最速放送となる。最新シーズンの見どころと、『HOMELAND』が2011年に初登場して以来なぜこれほどまでに話題となり評価されてきたのか、押さえたい3つのポイントをご紹介しよう。

双極性障害を持ちながらも、テロ対策のスペシャリストとして優れた能力を持つキャリー・マティソン(クレア・デインズ)の終わりなき戦いを描く本格社会派ドラマ『HOMELAND』。「テロ撲滅」という大義の下に動かされる、アメリカ社会の表と裏、真実と嘘、そして人間の本質をリアルに描写。今、アメリカに問われている「真の正義」とは何なのか? 9.11以降、次々と露呈していく国家間の歪み、狭間で揺れ動く人々の苦悩や葛藤が繊細に映し出される――。

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今回放送開始となるシーズン8では、キャリーが再び動きだす。ロシアによる拘束から解放された後、しばらく時が経ったものの、キャリーは監禁生活による精神的ダメージから回復しきれず未だ不安定な状態が続く。一方、自ら退位することを決意したキール大統領の後任にはワーナー元副大統領が就任。アフガニスタンとの「終わらない戦い」終結を目指すワーナー政権下で、ソールはタリバンとの和平交渉のために現地へ派遣される。しかし、彼の力だけでは解決に至らず、キャリーが持つコネや知識が必要に。CIAのポリグラフ検査に引っかかってしまったキャリーは情報漏えいの疑惑を持たれていたが、ソールの一存でアフガニスタンとタリバンが和平交渉を行っているカブールに赴くことになるが...。

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『HOMELAND』3つのポイント

見どころ①世界情勢をリアルに反映した緊迫のサスペンスドラマ

本作の最大の魅力とも言えるのが、9.11のアメリカ同時多発テロから10余年の時を経た米国社会の様子が、多角的な視点から描かれていく骨太なストーリー。派手なアクションや過剰な演出に頼ることなく、"テロ組織 vs 正当な戦争"という、現在のアメリカ、そして世界が抱える終わりなき問題が、そこに生きる人々の等身大の目線を通し、リアルに描き出されている。

見どころ②:『24-TWENTY FOUR-』の製作陣×実力派キャストが集結!

世界的ヒット作『24』での活躍を始め、これまで数々の大ヒットドラマを生み出してきたベテランプロデューサー、アレックス・ガンザとハワード・ゴードンがタッグを組んで制作に踏み切った『HOMELAND』。本作では本格的な社会派ドラマとしてアメリカの対テロ戦争に焦点を当てた、よりリアルで厳粛な世界観を構築。現代の国際情勢に潜む問題に鋭く切り込んだ見応えのあるストーリーで、アメリカドラマ界に新たな金字塔を打ち立てるヒット作を誕生させた。また、体当たりの演技が話題の主演クレアは、最新シーズンかつファイナルとなるシーズン8で実の夫であるヒュー・ダンシーと共演する。ヒューは以前インタビューで同作のファンであることを明かし、クレアにネタバレをしないよう頼んでいると話していた。

見どころ③:批評家大絶賛!エミー賞&ゴールデン・グローブ賞、2大アワード主要部門を制覇

2011年のシリーズ開始当初より賞レースを総なめにし、アメリカドラマ界に旋風を巻き起こしてきた本作。これまでエミー賞&ゴールデン・グローブ賞双方での作品賞・主演男優賞・主演女優賞の3冠達成という快挙を始め、全米監督協会賞、全米映画俳優組合賞、アメリカ映画編集者協会など各種の賞を受賞。さらに、批評家協会TV賞やピープルズ・チョイス・アワードなど、厳しい批評家から一般視聴者に至るまで、あらゆる方面からずば抜けた高評価を獲得している。

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シーズン8放送開始に先駆けて、シーズン7の全話一挙放送も決定! FOXチャンネルにて日本初放送する『HOMELAND』シーズン8は3月24日(火)夜10時より放送開始。シーズン7全話一挙放送は3月15日(日)と22日(日)より。詳細はFOX チャンネル公式サイト(https://tv.foxjapan.com/fox/)にて。(海外ドラマNAVI)

Photo:『HOMELAND』シーズン8 ©Disney