米HBOの大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』で大成功を収めたクリエイターのデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス。すっかり売れっ子となった彼らが、同放送局の『ウエストワールド』シーズン3に参加することが分かった。米Entertainment Weeklyが報じている。
1973年の同名映画を大胆に膨らませた本作は、西部劇などの世界を再現した一大テーマパークを舞台に、人工知能を持ったアンドロイドの反乱を描く壮大なSFミステリー。ジョナサン・ノーラン(『ダークナイト』『パーソン・オブ・インタレスト』)と妻のリサ・ジョイ(『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』)がクリエイターを担当し、J・J・エイブラムス(『LOST』『スター・ウォーズ』シリーズ)が製作総指揮に名を連ねている。
ベニオフとワイスは、シーズン3で豪華スタッフの仲間入りをする...わけではなく、カメオ出演をすることが決定。テーマパーク「ウエストワールド」を運営するデロス社の技術者という役どころで登場するとのこと。ちなみに二人は、『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章でもカメオ出演をしていた。
ウエストワールドでの虐殺の数ヵ月後から物語が始まるシーズン3では、ドロレス・アバーナシー(エヴァン・レイチェル・ウッド)が現実の世界で時おり犯罪に手を染めているケイレブ(アーロン・ポール)と出会う。そして、新たにできた第二次世界大戦を模したテーマパーク"ウォーワールド"のホストとなったメーヴ(タンディ・ニュートン)や、デロス社の役員シャーロット・ヘイル(テッサ・トンプソン)、同社の元プログラミング責任者バーナード・ロウ(ジェフリー・ライト)らも帰ってくる。
『ゲーム・オブ・スローンズ』を終えたベニオフとワイスは、現在Netflixと新たな契約を結んでいる。新天地での彼らの最初の企画はドラメディ『The Chair(原題)』で、サンドラ・オー(『グレイズ・アナトミー』『キリング・イヴ/Killing Eve』)が有名大学の英語学部長という主人公に扮する。また、ベニオフの妻で女優のアマンダ・ピート(『トゥゲザーネス』)がショーランナーを務める。
『ウエストワールド』シーズン3は3月16日(月)10:00より、Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて世界同時ライブ配信、BS10 スターチャンネルにて世界同時放送。(海外ドラマNAVI)
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