『SUPERNATURAL』ファイナルシーズンの放送を一旦休止「全話きちんと放送する」

ファイナルとなるシーズン15が放送中の、サム&ディーン・ウィンチェスター兄弟が活躍する大人気超常現象アクションドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、本作も製作中断を余儀なくされているが、ついに放送もしばらくの間お休みすることが発表された。米TV Lineが報じている。

製作総指揮のアンドリュー・ダブが、3月23日(月)に放送した第13話「Destiny"s Child(原題)」をもって、しばらく放送を休止することをTwitterで発表した。

「今日の『スーパーナチュラル』。真夜中に電話が鳴る。父親が"お前は人生どうするんだ?"とわめく。ああ、お父さん、まだあなたが一番よ。(撮影中断により、今回のエピソードを最後にしばらく新しいエピソードは放送されません。体に気をつけて、またそちら側で会いましょう。)

(ちなみに、(全20話のうち)18話までの撮影が終わっていますが、視覚効果と音響部門が閉じてしまっているので、今撮影が終わっているものも放送できないのです。ですが、これを乗り切るための特別なあることを用意しています。そして、(放送局である)CWとワーナーブラザーズは、全話をきちんと放送する予定です。ですので、全エピソードが見られないのではないかということは問題ではなく、放送できる時期が問題なだけなのです)」

最初のコメントは、歌手のシンディー・ローパーのヒット曲「Girls Just Want To Have Fun」からの引用とみられる。

休止前の最後のエピソードとなる「Destiny"s Child」は、弟サム役のジャレッド・パダレッキの妻であるジュヌヴィエーヴ・パダレッキがカムバック。ジュヌヴィエーヴはシーズン4にルビー役で出演していた。ルビーは、悪魔の軍団を率いた白い目の悪魔リリスの下にいた魔女だったが、地獄へ落ちて黒い目の悪魔に。悪魔になる前の気持ちが残っているため、ウィンチェスター兄弟を助けることがあり、特にサムと親密な関係になったキャラクター。

また、兄ディーンを演じるジェンセン・アクレスの妻でシーズン13に出演したダニール・アクレスも登場。ダニールは信仰療法を行うシスター・ジョーを演じ、善行を施す彼女に悪魔のルシファーが惹きつけられてしまう役どころだった。

残りのエピソードがいつ放送になるのか気になる『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』。日本では海外ドラマエクスプレスにて順次配信中。また、ワーナーブラザース公式サイトでは、ファイナルシーズンを盛り上げるスペシャルイベント「ファイナル・プロジェクト」が開催中。公式でしか見ることのできない限定動画や、待ち受け壁紙になるスパナチュカレンダーも公開中だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』(c) Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.