『リバーデイル』アーチー役K・J・アパ、「歌わされている。どんな作品でも僕に歌わせようとするんだ」

米CWの青春サスペンスドラマ『リバーデイル』で、主人公アーチーを演じるK・J・アパ。ギターの腕前とその歌声に定評のあるK・Jは、同作でのミュージカルエピソードでも毎回視聴者を唸らせている。だが、そんな彼は「歌わされている」という思いを持っているようだ。米Teenvogueが報じている。

2018年からミュージカルエピソードが披露されている『リバーデイル』。アメフト選手だがミュージシャンになる夢を追いかけるアーチーを演じているK・Jは、MTVのインタビューで歌唱シーンに対して、次のように答えた。「『リバーデイル』では、"僕はミュージシャンだ"と示す完璧な見本みたいなものだよ。でも、ミュージカルシーンを特別楽しんでいるかって聞かれたら、そうでもないんだ。やらないといけないからやっているんだよ。みんな、どんな作品でも僕に歌わせようとするんだ」

「The Good Time Boys」というバンドメンバーでもあるK・Jは、ボーカリストと言うよりも、ギタリストでいたいと思っているそう。

そんなK・Jは、人気犯罪捜査ドラマ『CSI:ニューヨーク』でマック・テイラー捜査官を演じたゲイリー・シニーズと、新作音楽映画『I Still Believe(原題)』で共演している。同作は、500万枚以上のアルバムを売り上げ、数々の賞で受賞&ノミネートを果たし、世界的なツアーも行っているクリスチャン・シンガーソングライター、ジェレミー・キャンプの心の旅を描く作品。K・Jは主演し、ゲイリーはジェレミーの父親役で出演。母親役にはカントリーシンガーのシャナイア・トゥエインがキャスティングされている。シャナイアも、「K・Jは聴く人の心に、ギターに届くことができる才能の持ち主よ。だからとても素晴らしいと思ったわ」と述べている。

『リバーデイル』シーズン4のミュージカルエピソードは第17話「Chapter Seventy-Four: Wicked Little Town」となり、4月8日(水)に米CWで放送され、日本ではNetflixにて9日(木)に配信される。テーマは「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。この作品は、性転換手術のミスで股間に"怒りの1インチ(アングリーインチ)"と呼ばれる傷を負った旧東ドイツに暮らす主人公ハンセルが、名前をヘドウィグと変えて自由の国アメリカでロックスターになることを夢見るという紆余曲折の人生が描かれるミュージカルだ。なお、シーズン2ではホラー映画『キャリー』、シーズン3では学園ブラックコメディ映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』が取り上げられており、そのたびにK・Jの音楽的才能が惜しげもなく披露されている。

すでにシーズン5への更新が決まっている『リバーデイル』のシーズン4は、Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『リバーデイル』(c) 2018 Warner Bros. Entertainment Inc. & CBS Studios Inc. All rights reserved.