イギリスで放送されていた同名の番組をリメイクし、人気を博した米NBCの人気ドラマ『The Office』。2005年の放送開始から15年がたった本作を記念し、米Rolling Stoneのライターが執筆した同作のトリビアを集めた本が出版されるなど盛り上がりを見せているが、現地時間3月29日(日)に本作でジム役を担ったジョン・クラシンスキー(『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』)とマイケル役スティーヴ・カレル(『ザ・モーニングショー』)がリユニオンを果たしていたことがわかった。米Rolling Stoneなど複数のメディアが報じている。
ジョンが3月29日(日)にYouTubeで始めた「Some Good News」という番組の第1回目のゲストに選ばれたのがスティーヴ。この番組はジョンがSNSで世界中に「何か明るい話題を。思わず笑みがこぼれるようなネタを」と呼びかけて集まった投稿を紹介する番組。
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス(COVID-19)が原因で自粛や自己隔離を強いられている世間に明るい話題を提供し、「一緒にこの困難を乗り越えよう!」とジョンが企画したもので、どうやら撮影は自室で行っているようだ。
15分を超える動画の5分40秒過ぎぐらいから、『The Office』についての話題が始まる。「この髪型が生まれてちょうど15年が経つんだ」と1枚の写真を掲げるジョン。そしてスティーヴが画面越しに登場する。スティーヴが「(SGNの)その看板いいね」と言うと、ジョンは「ありがとう。娘が作ってくれたんだ」と答え、番組のアットホームさが伝わってくる。
「僕は『The Office』で役を得たとき、ウェイターをしていたんだよ。23歳だった。パイロット版を撮影したあと、また仕事に戻ったんだ。だって何かが変わるとは思わなかったから。でも、みんなそんな感じだったよね。誰も自分たちが大きなことを成し遂げるなんて思わなかった」とジョンが話すと、スティーヴは「確かに...とても嬉しいサプライズだった。あれから何年も経つのに多くの人が観てくれる。凄くクールだよね」と頷いた。
対面しただけで笑いが止まらない二人だったが、当時を振り返りどのエピソードが深く記憶に残っているかを話し、映像を見返すと更に笑いがこみ上げ、思い出話が止まらない。現場の雰囲気の良さが伝わってくる映像だ。
最後に二人はファンが気になっているリバイバルの可能性についても言及したが、「いつか実現したいね」と答えるに留まっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:YouTube「Some Good News」より