ミショーンとエゼキエルがカラオケ大会!?『ウォーキング・デッド』を語り尽くす『トーキング・デッド』

大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の全米での放送直後にキャストやスタッフをゲストに迎えて同作の貴重な裏側が語られるトークショー『トーキング・デッド』。本家のシーズン10後半に合わせて、同番組の新エピソードもHuluにて順次配信中だ。『ウォーキング・デッド』シーズン10第13話「選択」の放送直後に収録された第13回の内容をちょっとだけご紹介しよう。(※本記事は『ウォーキング・デッド』シーズン10第13話までのネタばれを含みますのでご注意ください)

新型コロナウイルスの影響で前の第12回は製作することができなかったものの、この第13回はホストのクリス・ハードウィックとゲストたちが自宅から参加する形で実現。「『トーキング・デッド』ホーム版」として、各自が分割画面で共演するという新鮮な図になった。

ゲストは、ミショーン役のダナイ・グリラと製作総指揮のスコット・M・ギンプル、そして同作の大ファンで『トーキング・デッド』常連でもある女優のイヴェット・ニコール・ブラウン(『コミ・カレ!!』)。

この回の主役は、『ウォーキング・デッド』にシーズン3から参加してきたが、「選択」をもって去ることになったダナイ。卒業について「感無量よ。いろんな感情がこみ上げてくる」と本人が話す中、クリスやイヴェットも彼女が同作で果たした貢献を称えた。

一方ギンプルは、ミショーンの退場の仕方について解説。「選択」で、ミショーンが別の選択をしていたらまったく違う運命を歩んでいたかもしれないという変則的な描写をしたことに関して、「彼女の心の旅に意味を持たせたかった。あのストーリーこそが僕らの納得できる形だった」と話している。

別世界でのミショーンはなんとニーガンの右腕として、シーズン7冒頭の虐殺に加わることになるが、その撮影ではセットを再現し、時間をかけて製作されたとのこと。ダナイは「何もかも一緒だった。私が反対側にいてバットを持つ以外はね」と回想する。

ミショーン役のダナイについて共演者やスタッフが語る場面では、ダナイのある一面が明らかに。エゼキエル役のカリー・ペイトンが、彼とダナイはドレッドヘアのカツラを使っていた関係で長時間ヘアメイクのトレーラーで過ごしていたので、その時によく二人でカラオケをしていたと報告。ダナイは歌うのが好きなようで、ミショーンを演じるにあたってメイク中にあるフレーズを口ずさんでいたことも明かしている。

和気あいあいの番組内で、ミショーンの愛用するアイテムをめぐってちょっとした諍い(?)が起きる一幕も。ダナイが刀を譲ってもらえないかとギンプルにおねだりした際、クリスとイヴェットは別の刀を作ればいいから譲ってあげればと言うが、ギンプルは渋い顔。ミショーンの今後について「彼女の物語は続く」と珍しく断言したギンプルは続けて、「だから刀はあげない」と言い、笑いを誘っていた。ミショーンは製作が予定されている映画版にやはり登場するのかもしれない。

そのほかにも、ジュディス役のケイリー・フレミングの年齢詐称疑惑や、ミショーンのペット・ウォーカーがそっくりだった理由、虐殺シーンの再現についてニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガンが茶化した内容など今回も内容盛り沢山なので、番組内で確認してみてはいかがだろう? 『トーキング・デッド』の該当エピソードは4月2日(木)0:00よりHuluにて配信。なお、Huluでは『ウォーキング・デッド』とダリル役のノーマン・リーダスがホストの旅番組『ライド with ノーマン・リーダス』も配信中だ。(海外ドラマNAVI)

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『トーキング・デッド』
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